彼岸花:Lycoris Radiataの3Dモデルです。複雑な形状をした特徴的な花になります。花の構造は細長い雄しべ6本、雌しべ1本、フリル状の花弁6枚が1組となり、それらが6組、茎を中心に放射状に拡がっています。
この花は、似た構造の繰り返しではあるものの、3Dオブジェクトであるがゆえに単純なコピー、アライメントで作ってしまうと有機物として非常に不自然になってしまいます。 よって、モデリングは全ての構成パーツにおいて、角度・形状を単独で調整しており、被写体はどの角度から見ても異なる表情を見せます。

当初は花弁に厚みを持たせてモデリングしていたのですが、 面構成の多いオブジェクトであるため必然的にポリゴン数が増大してしまいますし、 視覚的にもあまり優位性を感じられなかったため、 花弁については一枚板のポリゴンの構成にしています。
そのため、 基本的にポリゴン裏面を表示させる必要がありますので、 レンダリング設定にて、「バックフェースカリング」のチェックを外してください。
(バックフェースカリングの設定は、スパナアイコンをクリックして、サブツール詳細>環境>レンダリング設定の中にあります。)

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・ 輪郭線表示について
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クリスタの輪郭線表示機能はモデル自体の法線反転ポリゴンを利用したものであるため、 一枚ポリゴンである花弁のエッジ部分ではどうしても輪郭線が犠牲になってしまいます。
それに対しての一応の対応策としまして、 テクスチャに疑似的に輪郭線を持たせた「Petal Outline」というマテリアルを用意しました(解像度には限界がありますが)。 線の太さを変えた4種類があります。
ラスタライズした後に上から別レイヤーにて乗算で重ねるなど、 使えそうな場面がある場合ではご利用ください。

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・ マテリアル・カラーについて
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テクスチャは全体的にリアルというよりは雰囲気重視に寄せています。 あくまで背景や小道具としての役割を想定しており、 テクスチャリングにおけるマイクロ・ディテールまでは描きこんでいません。
カラー・バリエーションに関しましては、 実際の花にも存在する色と、 架空設定の色(青や黒)なども含めてみました。
各々のテクスチャは単純に色を変更しただけではなく、 それぞれの色ごとに雰囲気を考慮したアレンジをしています。
また、 マテリアル名にLIT(ライティング)やOCL(オクルージョン)の表記を含むものはカラー塗りのテクスチャ自体に弱めのシェーディング効果の含まれるものをバリエーションとして用意しています。
クリスタ標準光源の影響を陰影に反映させることが出来ますが、 黒が非常に強く乗ってしまうため、 選択肢として用意してあります。 これは光源の影響を無くしても、 ある程度の陰影が乗るといった趣旨のものになります。

上の画像は、 左が光源の影響無しの「Red / LIT+OCL」マテリアルで、 右が光源の影響を受けた同マテリアルの見た目の違いになります。 光源の影響を受けると非常に濃い影が乗ってしまいます。
次に、 光源の影響を受けたものをラスタライズして影響を受けてないものへ不透明度30パーセントの割合でブレンドしたものです。(下画像参照)

極端な表現を避け、 より深みのある風合いを探ることができます。
他には、
赤、白、黒の三色で単色塗りつぶしのマテリアルも用意してみました。 アイデア次第で用途を使い分けることが出来るかと思います。
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マテリアル
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1.Red
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1.Red / LIT
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1.Red / OCL
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1.Red / LIT+OCL
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2.Pink
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3.Yellow
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3.Yellow / LIT
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3.Yellow / OCL
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3.Yellow / LIT+OCL
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4.White
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4.White / LIT
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4.White / OCL
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4.White / LIT+OCL
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5.Blue
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5.Blue / LIT
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5.Blue / OCL
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5.Blue / LIT+OCL
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6.Black
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Petal Outline t1
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Petal Outline t2
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Petal Outline t3
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Petal Outline t4
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Fill Red
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Fill White
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Fill Black
配置
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初期レイアウト
アングル
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正面