漫画の背景を燃えないゴミで埋め立てたい!
だけど自室のゴミすら片付けてる時間がない!
……そんなゴミ問題を解決するために調節した時短ブラシです。
家電っぽい何か、トタンっぽい何か、ジャンクパーツっぽい何か……とにかくゴミっぽい何か計66種類を、筆圧で大きさを変えながら、ワンストロークでぶちまけます。
さらに描きながらペンを倒すことで、周囲を点描で汚します。
不衛生さ、地面の影、あるいは飛び回るハエを表現できるでしょう。
綺麗めでもシンプルめでもない。言ってしまえば泥臭い。そういう画風に合うようにひとつひとつ紙に手書きした、アナログ感と真心にあふれる「ジャンク品」です。
早く原稿と部屋を片付けたい、貴方の一助となれば幸いです。
||| 基本操作 |||
原稿修羅場にはできるだけパラメーターをいじりたくないというコンセプトのもと調節しました。
デュアルブラシありがとう!
ペンを走らせたときの筆圧と角度で、以下の表現を実現します。
◆ 低筆圧で小さいゴミを、高筆圧で大きいゴミをばらまきます。
◆ ペンを倒して周囲に点描を散らします。
上記画像サンプルでは、人物の後ろあたりはペンを立てながら弱めに、下に行くほど筆圧を上げつつペンを倒しながら描いています。
||| このブラシとの付き合い方 |||
「金太郎飴」を嫌ってブラシ先端の種類を増やした結果、動作がやや重くなっています。
以下にこのブラシと付き合うコツを記しておきます。
◆ ブラシを選択したあと、操作可能になるまで数秒ほどかかる場合があります。
いい機会なので、遠くを眺めて目を休めてください。
いい機会なので、遠くを眺めて目を休めてください。
◆ 一筆目はペンの傾きを正しく検知しない場合があります。
二筆目からは大丈夫です。慌てずアンドゥしましょう。
二筆目からは大丈夫です。慌てずアンドゥしましょう。
◆ 「ブラシサイズ」を大きくしすぎると激重になります。
10pxずつなど小刻みにサイズを上げて様子を見てください。
||| ブラシを軽くするには |||
◆ 「粒子密度」を下げてください。
◆ 「ブラシ先端」をいくつか削除してください。
- 「サブツール詳細」ウィンドウ>「ブラシ先端」から削除できます。
テレビ、折れた傘、タイヤなど特徴のあるものから外すのがおすすめです。またデュアルブラシの点描にも15種類ほどの「ブラシ先端」を使用しています。こちらは1つを残して全削除してもいいかもしれません。
- 削除したブラシ先端は「サブツール詳細」ウィンドウ>「全設定を初期設定に戻す」で復元できます。