やっつけトーン職人さん

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写真またはイラストを用意すると「やっつけ」でトーンを貼りつけるオートアクションです

レイヤー1枚の写真またはイラストを選んでオートアクションを再生すると
線の抽出と階調化したトーンの貼り付けをします

4000×3000pxの写真でテストを繰り返していましたので
小さな画像では抽出した線が太くなるかもしれません

説明の中ほどに「手動」による線の太さを調節する方法も説明してます(簡単です)

Pro・EXどちらでも線の抽出はできます


「オートアクションの大雑把な操作方法」

トーンの作業をしたい画像(写真、イラスト)を用意します

作品ファイルは変更されてしまうので「別名で保存」などをしておきましょう

レイヤーパレットでトーンの変換したいレイヤーを選んでおきます
(1枚のレイヤーに対して処理します。
複数枚のレイヤーで1枚のイラストを構成している場合は
レイヤーを結合しておく必要があります)

オートアクションで解像度「600〜300dpi」を選んで
(トーンの網のサイズは解像度に左右されます)
再生します

続けて
オートアクション「効果トーン(○○線)」を選んで
終了までしばらく待ちます

線抽出と黒ベタと4つの濃度のトーンで作成されたレイヤーが出来上がります

レイヤーパレットでは
不思議なトーンの貼り付け方をしていますが
あとからトーンを修正できるようになっています


「作成されたレイヤーフォルダーとレイヤーの説明」

「line」レイヤーは線抽出したレイヤーです(Proでも大丈夫です)
このレイヤーの線の太さなどの変更できません

「black」レイヤーは黒ベタです
レイヤープロパティパレットの「色の閾値」の数値で黒ベタの範囲を設定できます

「70」というレイヤーフォルダーは
レイヤープロパティパレットの「効果トーン」のチェックがついています
線数などの変更ができます

フォルダーの中に「70」というレイヤーが収まっています
レイヤープロパティパレットのレイヤーカラーでトーンの濃度が設定されています
「レイヤーカラー」を変更することでトーンの濃度の変更ができます
「色の閾値」の数値でこのレイヤーのトーンの貼り付け範囲が設定されています
数値を変更することでトーンの貼り付け範囲の増減ができます


「40」「20」「10」のレイヤーフォルダーは
レイヤープロパティパレットの「効果トーン」のチェックがついています
線数などを変更することができます

そのフォルダーの中に同じ名前のレイヤーが収まっています
「レイヤーカラー」でトーンの濃度
「色の閾値」でトーンの範囲が設定されています
変更することで調節できます

その下に白のベタのレイヤーが作成されています

その下のフォルダーの外に元のレイヤーが残されています


「実際にトーンの範囲を変更してみる」

トーン職人さんが貼り付けたままでも良いのですが
メリハリが足りないとおもうのです
それぞれのレイヤーのレイヤープロパティの閾値を変更してみます

「black」以下のレイヤーを非表示にしました(非表示にしなくても問題はありません)
それぞれのレイヤーのレイヤープロパティを表示しながら、色の閾値を変更します


「(line)の線の太さを変更する」

画像が小さいとか、さらに大きいとか、線抽出の線の太さをなんとかしたい場合に
手動ですが変更できる部分があります

オートアクションを開いてコマンドの確認をしてください
「ガウスぼかし」とそのひとつ飛ばした
「レベル補正レイヤー設定」とまたひとつ飛ばした
「2値化レイヤー設定」の三つの
(設定切り替えチェック)を「オン」にします

この状態でオートアクションを再生します
(添付は画像サイズを小さくしてテストしてます)

「ガウスぼかし」「レベル補正レイヤー設定」「2値化レイヤー設定」で
数値による入力が可能になります
(「キャンセル」を押すとオートアクションは途中のまま止まってしまいます
必ず「OK」で続けるようにしてください
はじめからやり直すのであれば「キャンセル」してください)


順番をミスって解像度の変更を忘れたましたが
オートアクションで後からでも問題なく解像度を変更することはできます


「イラストもいけそうです」

イラストの代わりに3Dモデルのレイヤーをトーンにしてみました
透過部分は透過のまま処理ができています
(塗りの部分が半透明の場合は処理できないわけではありませんが推奨しません)


「サンプルです」

公園の木々
トーンを2枚ほど非表示にしています


街中
トーンの「網の設定」を変更してみたり




ビル群は
トーンを利用してないので、解像度に縛られることなくできる
「グレー」というオートアクションです


ビルの支柱
実験中のもの「やっつけ30線」(ずっと実験中です)
線画とベタと網1枚でコントラストのある絵を作成します

青いべた塗りレイヤーがクリッピングされています(外せます)


毎度のことだけれど
オートアクション自体はさくさく作成してしまいますが
サンプルにする写真がないが一番の問題です
遊んでくだされば、それが一番うれしいです

コンテンツID:1771117

公開日 : 3年前

更新日 : 3年前

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