可視光スペクトルの減算を用いた表現
・http://spectra.nomoto.org/2004/08/09/%E7%85%A7%E6%98%8E%E3%81%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4/
・https://www.e-education.psu.edu/meteo300/node/683
・https://www.webexhibits.org/causesofcolor/17B.html
を参考にして作りました。
使い方
(3)すべてのレイヤーを選択し、大きさを調整する。
(4)[1]の付いているレイヤーの透明度を変えることで虹色の強さを変える。
(ii)普通に重ねると虹色が飽和してしまいます。これは強さを調整して防ぐことが出来ます。
(iii)原理上、黒に近い色や白に近い色の下地には合いません。特に白には減算が悪影響を及ぼし、不自然な色になります。中明度の下地に重ねることをお勧めします。
(iv)この素材は4000*4000できています。横軸は波長[1/4nm]に対応しており、これを用いることで、任意のスペクトルの色や任意の単波長の色を作ることが出来ます。
原理
ヒトの色覚はl錐体細胞, m錐体細胞, s錐体細胞の反応する強さによって決まります。
色空間の基底をlmsからRGBに変換することで可視光を表現しました。
この時、RGB値が負の値を取る波長が存在します。
これを減算レイヤーを用いて表現しました。
詳しくは、スペクトル感度φとRGBスペクトルの行列を用いて、
R_i = ∫φ_i I_r dλ
G_i = ∫φ_i I_g dλ
B_i = ∫φ_i I_b dλ
(el em es)(R G B) ( (R G B)^-1 (φl φm φs)^T )
と計算し、最後の括弧を出力したものとなります。