背景の作画効率を上げられるかもしれないブラシ+オマケのセットです。
とりあえず背景を埋めたい、時間がない、簡単にそれっぽく見せたいという時にオススメです。
ブラシ16種+オマケ(8個)
■□ ブラシ一覧 □■
↓S・M・L■面取り線/Chamfer
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↓S・M・L■崩れ面取り線/BrokenChamfer
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↓S・M・L■崩れ線/BrokenLine
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↓上段)■草/GrassLine-■石/StoneLine-■花mini/FlowerMini
↓下段)Big・Small■筆圧差/PressureDifference-■溝/Groove-■花/Flower
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■□ 使用例 □■
○赤矢印 ■面取り線/Chamfer
角をまろやかにしたい時や、家具の角など少し丸みがある角の表現に。
○青矢印 ■崩れ線/BrokenLine
ガタガタして崩れかけたラインが引けます。廃墟や石造りの家などに使えると思います。1コマ目左端のようにひび割れラインを引くのにも使えます。
○緑矢印 ■溝/Groove
面取り線に比べて線と線の間に線が入り黒めになります。
レンガやタイルの隙間、ちょっとした段差など影が多い描画に向いています。
○桃矢印 ■崩れ面取り線/BrokenChamfer
削れた角の表現に。
○黃矢印 ■草/GrassLine・■石/StoneLine
建物や物の接地面用のブラシです。
直線ではなく、草や石を混ぜることで手軽に地面と馴染みます。
ちょっとした丘や芝生などを描くのにも使えるかもしれません。
○紫矢印 ■花mini/FlowerMini・■花/Flower ※モノクロレイヤー以外に描画してください。
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ほどほどに白飛びしつつも「花が生えている」感じが出るブラシです。
グリグリとストロークを重ねた後に上からポンポンと重ねてください。
トーンレイヤーにシルエットのみの植物として使うのも存在感がなくてオススメです。
○それ以外の線 Big・Small■筆圧差/PressureDifference
背景の線は全て「背景作がセットA」に入っているブラシで描いています。(※コマ枠を除く)
一定の筆圧で線を引いても筆圧が入ったような線になるブラシです。
Bigは筆圧の差が大きいブラシです。(線の細い部分が消えがちです)
Smallは筆圧の差が小さいブラシです。(線の細い部分も線が残ります)
食べ物や花など、柔らかいものを描くときにもオススメです。
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※「■花mini/FlowerMini・■花/Flower・■草/GrassLine・石/StoneLine」の4種類は白下地がついています。
●○ さらに便利に ○●
サブツール詳細パレットで各ブラシを「ブラシ形状」に登録すると、普通のペンでベクターレイヤーに背景を描き、後から要所要所で線のブラシ形状を置き換える事もできます。
■□ オマケ □■
オマケでアタリに使える等分線の画像パターンと、選択範囲セット・コメントやメモを描く用のレイヤーも入っています。
・等分線の画像パターンは小さなコマでパース定規無しでアタリとして使ったり、レンガやフローリングを描く時のアタリなどに使えます。
上の作例だと、床のタイルとレンガのアタリに使っています。
・選択範囲セット・コメント用のレイヤーは、
→後から処理がしやすいようマスクやトーン用に選択範囲分けをする
→アシスタントさんに指示を出す際にメモとして使う
など、他の人と共同で作業をするときに使いやすいかもしれません。
あとは原稿がカラフルになるので、なんだか作業が捗っている気がしてきます。
コメント用のレイヤーは何色で描いても大丈夫です。
※下書きレイヤーに設定してあります。
・「ガラス用白黒二色」のグラデーションツールは、ガラスや窓に使えます。
白と黒の二色が入っているので、トーン化の際に「レイヤープロパティ」で「濃度」を「画像の色を使用」に設定すると、下の作例の窓のように白と黒のトーンになります。
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■□ 他の素材 □■
作例の背景に使われているレンガパターンや作業効率を上げるオートアクションなどもASSETSで配布しています。
興味があればどうぞ。
↓トーン作業を早くしたい方に。
(使うものをクイックアクセスに登録するのがオススメ)
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↓板目やレンガを描いたりビルの窓を描いたりするのが億劫な方に。
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↓ベクター背景の線幅をランダムに変えたい方に。
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よく考えたら素材は大体効率化のためのものだったので、
下部にある「"たけのこきのこ"さんの別の素材・もっと見る」のリンク、もしくは「#@たけのこきのこ」のタグで検索してみてください。
背景作画ブラシ
オマケ