トーンの網のサイズを72dpiでも大きく表示するときなどに便利なオートアクションです
72dpiのキャンバスでトーンの作業をしていると網がつぶれてしまうので
ピクセル数を固定した上で解像度を上げて網の見栄えを良くするために
このオートアクションを利用していました
ところが
いつの間にかCLIPは低い解像度でも綺麗にトーンが表示できてしまっているのです
こんなものだとあきらめていたので驚きました
低い解像度ではテキストが大きく表示できないということもあったので
解像度を操作することで大きく表示などしていたのですが
これも制限がなくなっていますし・・
もうなんでしょうね ガンバレCLIP! すごいぞCLIP!
それはそれとしてこれはこれなのですが
低い解像度の時に一時的に解像度を高くしトーンの網のサイズを大きくして
見栄え良くすることが目的のオートアクションです
解像度を戻すとトーンも元の網のサイズに戻ってしまうので
見栄えの良い状態のときにレイヤーメニューの「ラスタライズ」の必要があります
トーン自体は2値化されたままなので、ラスタライズ後に
フィルタメニューの「ぼかし」の「スムージング」をする必要もあるかもしれません
処理が終わったら元の解像度に戻すことも忘れないように
取り扱い説明
オートアクションを再生すると
「トンボ・基本枠」が削除されてしまいます
作業終了後にトンボなどが必要な場合は
表示メニューの「トンボ・基本枠の設定」で再設定してください

オートアクションの内容

素材にするためにまとめたのですが、ちょっと作りすぎたかもしれません
72dpi〜1200dpiは手作業で入力できますから
「ピクセル数を固定」にチェックを入れるのが面倒でなければ削除してしまってください
サンプル
モデルは「女子学生A」使用したポーズは「書類を配る」
トーンは、(線数20・濃度10)(線数10・濃度20)(線数5・濃度50)を貼り付けてます
それぞれの解像度で変化します
トーンの色は「レイヤーカラー」です
トーンに「スムージング」は行っていません


いつの間にか72〜1200以外の解像度が指定できなくなっていました
「おまけ」は「お宝」かもしれません が、利用する人はそういないかもしれません
CLIP STUDIO PAINTのトーンの表示がめちゃキレイになってます
ありがとうございます!すげー
大きめのドットが欲しい時に思い出してください