

指先ツールです。
筆圧が弱め&筆圧コントロールが下手な投稿者が自分に合う設定で作ったものです。
◇投稿者の筆圧設定グラフ

投稿者のタブレット側筆圧設定:デフォルト
◇投稿者の使用環境:メモリ32GBのPC
A4サイズ・350dpiで使うと少し動作が重いかな、というくらいです。
■全体的な特徴:質感・筆致重視
筆圧のかけ方、ブラシサイズ、ストロークによって色々な雰囲気が出せる指先ツールです。
無造作な感じが出せます。
無造作感が出やすい分、整った仕上がりにするのは難しいツールになっています。
投稿者的には、筆致を残して多めの手数で塗るような厚塗りイラストの中で、ある程度塗ったあとにブラシ跡のなじませ・調整用やニュアンスの追加用に使うという感じを想定しています。
このツールを主体にして塗り全体の雰囲気を作っていくような使い方は想定して作っていない(=やりにくい可能性がある)ので、ご了承ください。
〈配布物個別解説〉
■指先 aeA(86)
色伸び値が86になっています。お好みで色伸び値を60〜86の範囲で調整してご使用いただくのがおすすめです。


△配布時の設定で使用したサンプル
◇色伸びの数値を調整しながら使うのがコツです。伸ばしたい長さに合わせてください。
◇色伸び値が0の場合、かなりぼかしに近い使い勝手になります。動かしながらポンポンすると、ペン先の形が残りにくくなります。
◇隣り合う色のコントラストが強い場合、ペン先の形やムラが目立ちます。
ここが一番の難点といえば難点です。よくご確認の上でDLしていただけますと幸いです。

◇大きいサイズで軽く擦った場合、ペン先の形が出やすいです。質感表現として生かすのもあり、出さないようにして滑らかに仕上げるのもありです。
↓画面を上下に直線で二分した後にaeA(86)を使用したもの

■指先 aeB(97)
色伸び値が97になっています。
「指先 ae86」とは結構使い勝手が違います。乾いていない絵の具を指で擦ったような感じが出ます。

▽色のコントラストによる見え方の違いの参考

■指先 aeA-2(83)
ブラシサイズ変化が少ないところがaeA(86)との違いです。(速度97、ランダム74のみ設定されています)
使用にあたっては「色伸び」値の調整が重要になります。伸ばしたい長さに合わせてみてください。
配布時の「色伸び」値設定は83です。

■指先 aeC(47)
aeAを元に作った違うタイプの指先

■指先 aeD(92)

◆ペン先の跡の残り具合と縮小時の見え方の比較
参考にしてください。
↓原寸サイズで出力

↓40%で出力

◆使い方のポイント
◇ストロークの開始位置によって引っ張る色が変わります
「色の境界部分を引っ張る」「ぼかしてできた中間色部分を引っ張る」「色が混ざっていない部分を引っ張る」これらを出したい描画によって使い分けてください。
ここに気を付けて使うことで思い通りの効果が出しやすくなります。
「指先 ae97」の場合はこの変化が特に顕著になります。
そのため、ブラシカーソルは描画の中心の点を表示する設定にするのがおすすめです。
変更しても差しさわりがない方は「環境設定→左タブカーソル→ブラシ系カーソル」の順に選択して変更してみてください。
個人的おすすめは「ブラシ形状と点」です。
◇ツール名の()内に配布時の色伸び値設定画記載してあるので、調整後に戻す際にご参考になさってください。
おまけ
aeINK2507/aeINK2507-2

上の指先ツールを描画色を反映する設定にしたものです。
ペン先や設定は近いですが、そのままではなく、指先ツールとは少し違った雰囲気の描画になります。
戯れに作ってみたものです。
若干低解像度感のある描画です。
指先
おまけブラシ