レイヤーを水滴に変換するオートアクション
水滴を描くのが楽になるオートアクション集です。作られるのはレイヤー4~5枚のみなので、後から簡単に描き直せます。
汗の描画を省略するために作ったのですが、文字に使っても可愛いです。
step1~2は水滴の形を楽に作るオートアクションで、step3は水滴そのものの見た目に変換するオートアクションです。
【注意事項】
- 工程が多いオートアクションです。オートアクションの実行前にキャンバスを保存しておくことをおすすめします。
- オートアクションに表示されているチェックボックスは、用途がわからない場合は変更しないでください。
- 「~は実行できません。続行しますか?」のポップアップが何回か出ます。必ず「はい」を押して続行してください。
- 途中でキャンセルを押してしまった場合は作成途中のフォルダを消し、オートアクションを再び実行してください。
- ファイルサイズ軽減のため、グラデーションに段があります。気になる場合はスムージングなどをかけてください。
【使い方】
〈step1、step2:A〉
手順が単純なので省略
〈step2:B〉
- 水滴にしたい部分だけを統合したレイヤーを用意します。なるべく完全に不透明なレイヤーにしてください。カラーレイヤーでも、モノクロレイヤーでも大丈夫です。テキストレイヤーのままでも実行されます。ベクターレイヤーの場合、ラスタライズしておくと確実に実行されます。
- キャンバスを保存します。
- 変換するレイヤーを選択し、オートアクションを実行します。
- ガウスぼかしを使って輪郭を溶かします。
〈step3:A~C〉
- 水滴にしたい部分だけを統合したレイヤーを用意します。不透明度の濃淡のみ結果に反映します。なのでカラーレイヤーでも、モノクロレイヤーでも大丈夫です。テキストレイヤーのままでも実行されます。ベクターレイヤーの場合、ラスタライズしておくと確実に実行されます。
- キャンバスを保存します。
- 変換するレイヤーを選択し、好みのオートアクションを実行します。選択範囲を使う場合は、変換したい部分より広めに選択範囲を取ってください。
- 途中で何回かポップアップが出ます。
- 移動ぼかし:距離・角度以外のパラメータを変更しないでください。最初の移動ぼかしは影の長さを決めます。ぼかす角度で光源を決めるので、同じ数値に設定してください。
- (step3:Bのみ)パーリンノイズ:スケールのみの変更をおすすめします。
- 線幅修正:ハイライトの大きさを決めます。デフォルトではstep1のオートアクション用の数値に設定されています。
〈レイヤーカラー調整時ヒント:リニアライトレイヤーについて〉
RGBが全て128(真ん中のグレー)は下の色をほぼ変えません。これより明るければ明るく、暗ければ暗く乗るレイヤーモードです。デフォルトではメインカラー、サブカラーをそれぞれRGB128に近いグレーに設定しています。