簡単に模様が作成できるレイヤーテンプレートとオートアクションのセットです。
模様の作成を補助してくれます。
繋ぎ目部分を補助してくれるので模様を作りやすいです。
カラーイラスト用にもモノクロ原稿用にも模様の作成ができます。
こんな感じの繰り返しの柄を作るのに役立ちます。
・オリジナル模様作成補助レイヤーテンプレート
・オリジナル模様作成補助オートアクション
以上2点です。
↓使い方の他に柄を作る時に知っておくと便利そうな事もまとめたTIPSも作成したので良ければご覧ください。
簡単にできる模様の作り方と利便性を良くする方法
https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/10462
・オートアクションを利用して絵を並べて模様を作る方法
↑この画像のような模様の作り方です。
まずは「オリジナル模様作成補助レイヤーテンプレート」をキャンバスに貼り付けてください。
キャンバスいっぱいに貼り付けられるので希望の大きさに変更してください。
比率もお好みに合わせていただいて大丈夫ですが、正方形のままの方が何かと便利な場面は多いかと思います。
↑レイヤーはこんな感じです。
「ここに絵を入れる」フォルダに柄となる絵を入れてください。
べた塗りレイヤーは作りたい柄に合わせて表示非表示を切り替えたり、色を変えたりしてください。
柄を作る時には表示しておいた方が範囲がわかりやすいので便利かと思います。
柄にしたい絵を1つフォルダへ入れたら次はオートアクションを実行します。
オートアクションを見ただけでも使えるように説明は書いてあります。
注意の通り、「オリジナル模様作成補助レイヤーテンプレート」は1つのキャンバスに複数貼り付けないでください。
オートアクションがうまくいかなくなる可能性があります。
また、「ここに絵を入れる」フォルダに柄となる絵が入っている事を確認後、レイヤーの表現色に合わせてカラー、グレー、モノクロのうちのいずれかを実行してください。
こんな感じになるので「模様」の画像素材レイヤーのタイリングをオンにしてください。
その後、絵を好きな位置に配置してください。
↑このように繋ぎ目部分も気にする事なく位置決めができます。
位置決めの際には「模様作成範囲」レイヤーフォルダのマスクをオフにするといいかもしれません。
同じ絵を並べる場合は「模様」レイヤーを複製して配置を繰り返すといいかと思います。
別の絵を用意する場合は「ここに絵を入れる」に新たな柄になる絵を入れて先ほどと同様にオートアクションを実行、タイリングをオンの流れを繰り返してください。
繋ぎ目にかからない部分の絵にはオートアクションは不要かと思います。
デザインが完成したら模様の素材登録のオートアクションを実行してください。
レイヤーカラーに合ったものを実行してください。
グレーについてはb-1とb-2の2種類あります。
b-1は単にレイヤーの表現色がグレーです。
b-2はモノクロの模様用でレイヤーの表現色をグレーで模様を作成した後に表現色をモノクロにすることで閾値の調整ができるようになります。
閾値の調整でこんな感じに線幅が変わります。
詳しくはTIPSをご覧ください。
素材登録の画面になったらタイリングをオンにして登録してください。
登録された素材をキャンバスへ貼り付けてご使用ください。
以上で完了です。
・絵をつなげて模様を作る方法
↑こんな感じでリボンっぽいものの柄を作りたい時などは柄にしたい絵を並べる方法のようにはいきません。
オートアクションを利用して繋ぎ目の不自然さをなくすためのアタリを作成できます。
とりあえずリボンっぽいものをちょっと描いてみます。
例は黒単色で結構雑です。すみません⋯。
これにオートアクションを実行します。
アタリ用に使うだけなのでどれで実行してもいいと思います。
「模様作成範囲」レイヤーフォルダのマスクをオフにしてください。
作成された「模様」レイヤーのタイリングをオンにし透明度を薄めたり、レイヤーカラーを設定してアタリ用にします。
「模様元データ」に違和感なく繋がるように描き足します。
アタリ用のレイヤーは非表示にし、レイヤーの表現色に合わせてオートアクションを実行します。
素材登録が完了したら素材をキャンバスに貼り付けてください。
こんな感じでやってみてください。
簡単に模様を作るセット