影で真っ黒にならないように光源を調整した3Dレイヤー素材です。
カメラアングルの検討がしやすくなります。
下図の左側のように3D素材を背景として使用する際にカメラを動かしていると影が真っ黒で何がどこにあるかわかりにくくなる時があるかと思います。
それを回避するための素材です。
右図は光源調整済み3Dレイヤーを使った例です。
例に使用している教室の3D素材は↓こちらです。
カスタマイズできる教室3D
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=2144790
アングルによっては影が真っ黒な所があると人物を描き加えたい時はどこに何があるかわからないと描きにくいので困ります。
光源を調整すれば解決する話ですが毎度光源を調整するのが面倒くさいのでそこを調整済みの3Dレイヤーに3D素材を貼り付ける事でラクをしようという素材です。
↑光源調整済み3Dレイヤーを使用した例です。
こんな感じにぐるぐるカメラを回しても何がどこにあるか真っ黒でわからないという事がなく便利です。
使い方は簡単でまず光源調整済み3Dレイヤーをキャンバスに貼り付けます。
あとは光源調整済み3Dレイヤーに3D素材を追加するだけです。
この時に3D素材をキャンバスにドラッグ&ドロップするとドロップした位置に3D素材が置かれてしまうのでご注意ください。
赤枠のアイコンをクリックしてキャンバスに貼り付けてください。
追加する3D素材に合わせてカメラアングルは変わらないのでお手数ですがカメラを引くなどの調整をしてください。
デッサン人形を追加するとこのように表示されます。
室内の3D素材ではこんな感じになります。
建造物の場合は貼り付け後にカメラの調整が必須かと思います。
例はクリスタに入っていた風車小屋を使用しています。
注意点としまして光源に対して色がどのような変化をするかは設定が3D素材によって異なります。
どの素材にも有用ではない可能性があります。
とはいえ自作の3D素材やASSETSに出品されている素材などでいろいろ試してみまして特に問題を感じた事はなく、カメラアングルを決める時の快適度は上がりました。
厳密に言いますと影が黒くなる所もあります。
ですが上図のように斜めや曲面などの一部で発生しますので何がどこにあるかよくわからない真っ黒のシルエット状態にはなかなかならないかと思います。
輪郭線がオンになっていると光源関係なく一部真っ黒になる素材もあるのでご注意ください。
アングルを決めるためにカメラをぐるぐる動かしたい時に結構便利と思います。
LT変換する際にはアングル決定後に光源をお好みに合わせて調整してください。
その際、ロックがかかっているのでこちらを外してから調整してください。
影で真っ黒にならない光源調整済み3Dレイヤー