明るめなグレースケール変換
本来よりも明るめになるグレースケール変換です
暗く沈みがちな青や赤などの色の存在感が増す感じになります
良い結果が得られるかどうかは色使いや描き方などに左右されます
拡散させて半透明で色を重ねているような、光の表現などに有効性が高いようです
・発光しているような表現が明るくなって主張が増します(背景が暗いとより効果的)
・夕日やろうそくによるオレンジ色の光の表現なども、少しだけ明るさが増えます
なので素材名を「エフェクト盛りめ」としました
白以外の色を白(無彩色)に近づけて明るくするので、白(無彩色)に近い色ほど効果が弱くなります
■最新版更新内容 v1.0→v2.0
・選択範囲に対応(アンチエイリアス対応)
・画面の一部だけ演出できる、レイヤー限定版を追加
■アクションセットの内容と説明
※アセット名だと長いのでアクション内では「明るめ白黒化」と表記しています
・「明るめ白黒化 全画面版」
実行するだけのシンプル設計
結果のレイヤーが1つ追加されて終わります
Undoを1回実行すると、関連レイヤーが統合される前の状態になります
エフェクトの効果量などを調整可能です
より詳細に調整したい場合にご活用いただければと思います
・「明るめ白黒化 レイヤー版」
全画面版と違い指定レイヤーに効果の範囲を限定したバージョン
レイヤーを1つだけ選択して実行してください
□おまけ
・「Rチャンネルを取り出す」
・「Gチャンネルを取り出す」
・「Bチャンネルを取り出す」
それぞれ赤・緑・青成分のみを取り出したレイヤーを作成します
・「Aチャンネルを取り出す」
ピクセルの不透明度をグレースケールで表したレイヤーを作成します
■アルゴリズム
RGB成分の中から最大値を使って画素の明るさとし、白黒化します
例)
RGB(0,0,255) → RGB(255,255,255)
RGB(61,200,84) → RGB(200,200,200)
つまり、青も白も同じ明るさの色と解釈されます
この方法で作られた「明るすぎる」レイヤを薄く重ねて明るさを上げているイメージです
※実装の都合上、実際の処理手順とは違いがあります
※実際のアクションには他にも調整用の仕組みが含まれています
旧バージョン