左右対称のLive2Dモデルを描く際のパーツ分けが楽になるかもしれないオートアクションです。
以前作ったオートアクションの改良版です。
前バージョンよろしく楽にパーツ分けを行えるようにしたいを念頭に、正常に動作していなかったところの改善など考えたところアクションの物量が増えました。
左右表記はIDの関係からLR表記です。
少し複雑なので解説をよく読んで使用することをお勧めします。
旧バージョンとの差異
アクション数が9倍になった
3アクションのみだったアクション数が27個になりました。
これにより少々複雑な仕様になっています。
文字では解説の制限オーバーになってしまったため、書いた文のスクリーンショットを張り付けている部分が多いです。
そのため自動翻訳が一部機能しません。ご了承ください。
記号についての解説
- 今回のバージョンではアクション名筆頭に◆や★、●などの記号を入れています。
記号は神経衰弱のようなものだと思ってください。
◆であれば同じく筆頭に◆があるものに対応しています。☆であれば☆、▲であれば▲、です。
リストの上から順に実行が優先されるべきアクションになっています。
×DummyDeleteを除き、リスト下部に行くほどリスト上部の同記号の付いたアクションを使用している必要があります。
- _ や!、×がついているものは独立した意味があります
!は左右分割系アクションを実行する前に実行しなければならないアクションです。これを実行しないと左右分割が正常に動作しません。
×は一番最後に使うアクションです。
_ (アンダーバー)がついているものはそのアクションを実行する前に別のアクションを行行っていなければならないものを指します。
それぞれの機能詳細は後述します。
アクションについての解説
!前提条件!
用紙色にチェックを入れた状態でキャンバスを作成していること

◆Live2DPartsBase
基本的なレイヤー分けとそれを格納するためのフォルダを作成を行ってくれるアクションです。
以下が作成されます。


ダミーはこのオートアクションセットにおいて、フォルダーの作成で使用されるため、誤って削除しないようロックがかけられます。
レイヤー1は特にアクションでは使用しないため、ラフにでも使ってください。
用紙レイヤーはオートアクションで使用されるため、削除はしないでください。

UpperEyeLine/LowerpperEyeLine/LowerEyeLine

!LRSeparateDummy
左右分割をするためのダミーレイヤーを作成します。
2894x4093 350dpiのA4サイズのキャンバス基準で作成した為、他サイズでこのアクションを実行する際は手動で調整する必要があります。
左右分割用ダミーの位置調整方法
例1
4961x7016 600dpi A4サイズキャンバスでこのアクションを実行すると以下のような状態になってしまいます。

これでは中心が大きくズレてしまっており、左右分割には向きません。
そこで
- この状態でツールプロパティを開きます。
- ツールプロパティ内の位置調整の項目を自由位置からキャンバスに切り替えます。
- ツールプロパティの拡大率の横の数値を100から50に書き換えて、確定を押せば調整完了です。



_FHairLRFolder/_BHairLRFolder
パーツ別で同種機能の為まとめて記載しています。
▲FHairLR1-5/▼BHairLR1-5/△FHairLR6-10/▽BHairLR6-10を使用していた場合、左右でフォルダをまとめて分けてくれるオートアクションです。
×DummyDelete
全てのアクションで生成されたダミーレイヤー、及び下書きや用紙レイヤーを一括削除するアクションです。
解説は以上になります。
旧バージョン