レイヤーの新規作成と設定を分けたことで、ワンクリックでトーンの貼り替えが簡単にできるアクションです。
手順さえ覚えれば、網点、砂目を中心に様々なトーンが貼れます。
このセットだけで白トーンやベタも貼れます。
※トーンの種類に制限を加えた無料版もあります。使用感を試したい方はそちらもどうぞ。
2022/07/19 更新 ・・・ 「55線化」と「グレスケ化」を追加。
※ こちらは「貼り替えしやすいトーン化セット」と同じ素材です。ASSETの公開設定を変更して再公開いたしました。
<このアクションのメリット>
・貼る際にマスクを使わないので、削りや他の用途にマスクを使える。
・通常のトーンだけでなく白トーンやベタも貼れる。
・重ねたトーンを簡単にずらせる。
・網トーンと砂目のパレットカラーがトーンの濃度と連動し、把握しやすい。
<手順>
① 「トーン準備」(白トーンを貼りたい場合は「白トーン準備」)をクリック。トーンを貼りたい箇所を塗りつぶす。
② 貼りたい濃度(アミ5%~90%、あるいは砂目5%~40%)を選択。
③ 更に粗さを変更したい場合は線数・粗さを選択(初期状態はアミ:原稿設定、砂目:50/0)。
● 貼ってみてしっくり来なければ、後から濃度や線数を変えることも可能です。
アミ←→砂目の変更もできます。

・「ベタ化」はベタに変換されます。再びトーンにすることも可能。

・「果樹園」「ラフドットA・B」は、少女漫画などでよく使う粗めの網トーンです。
「果樹園・小」はB5原寸で原稿を作る時に向いています。

・重ねたトーンをずらしたい時は「トーンずらしA・B」を適当に何度か押して調整してください。
● 「指定薄め」はオマケです。
アシスタントをする人が作家さんから受け取った指定のレイヤーを、薄い下描きレイヤーに変換する為のアクションです。
自分で仕上げをする人には必要ないので削除して大丈夫です。

※ DXは設定項目が多いため、スクロールの必要がないよう、セットの上下両方に「トーン準備」「白トーン準備」を設けています。
上下とも同じアクションですので、必要ない場合はどちらか削除しても大丈夫です。

補足: 55線化・65線化を収録しましたが、600dpi上では50線・60線と同じ粗さで処理されるのでご注意ください。55線と65線は、1200dpiで線数の違いがでてきます。
600dpiの原稿が主の方は、混乱しないよう55線化・65線化も削除していいかもしれません。
旧バージョン