ショートカットに登録することで特定のレイヤーの表示・非表示を瞬時に切り替えるオートアクションです。もしもっといい機能があったら私が知らないだけなので教えてほしいです・・・。内容としてはだれでも作れる簡単なものですが、よければご活用ください。
原理
レイヤーを名前で識別します。そのため、「線画」とか「ラフ」みたいにレイヤーに名前を付けている場合は作業中は名前を変更する場合があります。
使い方
0-9までの名前で応答するようにしてあります。例えばラフを描いたレイヤーの切り替えを行いたいのであればラフレイヤーを「0」に変えます(「レイヤー0」ではなく「0」です)

ショートカット設定


ダウンロード後、ショートカットキー設定のオートアクションの項目で好きなショートカットキーを設定してください。クリスタの仕様上、表示と非表示にそれぞれキーが必要なので、残念ながら最低2つのショートカットキーが必要になります。
上の例ではレイヤー名0を「F10」で表示、「Ctrl+F10」で非表示になるように設定しました。これで「F10」を押すとラフレイヤーを表示「Ctrl+F10」を押すと非表示にできるようになりました。
名前に紐づいているので、ラフレイヤーはもう参照しなくていいや、となったら名前をもとに戻してしまえばいいです。また、その後ほかのレイヤーに使用したくなったら、そのレイヤーを一時的に名前「0」に変えれば同じショートカットキーで表示・非表示を切り替えられます。二つ以上同時に切り替えを行いたい場合には、ほかの番号にもショートカットキーを割り振り、それぞれのレイヤーに0,1,2・・・と番号を振ってください。
注意点
・レイヤー名での識別なので名前のつけ間違いに注意してください。(前後にスペースが入っていないかなど)
・二つ以上のレイヤーに同じ番号を振った場合は一番下にあるレイヤーのみが対象となります。
・フォルダに名前をつけても反応しません。番号一つにつき一つのレイヤーしか対応させることはできないです。
・レイヤーの種類は関係ないです。下書きレイヤーでなくても表示非表示は切り替わります。
使いどころ
編集中のレイヤーとは別のレイヤーをいちいち目玉マーク押しに行くのが面倒でつくりました。ラフや下書きを表示切替しながら作業したいときに役立つかと。
あとは複数種類のエフェクトを並べておいて、表示切替で比較するのに使えると思います。
おまけ
・0-9をすべて表示・非表示
番号を振ったレイヤーを一括で表示、非表示にします。
・編集レイヤー以外表示切替
目玉マークのところをaltキーで押す公式の機能をショートカットキーに振るのに作りました。編集中のレイヤー以外の表示・非表示を一括で切り替えられます。