雨を描くのは地味に時間がかかるし、面倒ですよね。雨の波紋がサクッと書けるブラシを作ってみました。輪郭線が描いてあるので、うすいトーンを貼ったシーンにもお使いいただけます。
<ブラシサンプル画像>

大きな波紋と小さな波紋がランダムに配置されるように
6個の画像を使ったブラシです。
<サンプル1>

B4サイズ600dpiの原稿に、
1200と1000サイズのブラシを使って
描いたイメージです。
グラデーショントーンの上に、ブラシ用のレイヤーをブラシサイズを分けて2枚作り、
バランスをみて重ねています。
雨は「直線ツール」を使用、
ブラシの形状を「ペン」と「破線」で描いています。
消しゴムツールで線を途切れさせて、
自然な印象にしています。
<サンプル2>

一筆書きで描くと、
右の図のように真ん中に大きな波紋が
出てしまう場合があります。
邪魔なときは左のように消すと
自然なイメージになります。
また輪郭線が描いてあるため、
ブラシサイズが小さいと線が細かくなりすぎて、
飛んでしまう場合があります。
そのため、800サイズくらいからの大きさで
ご使用することをおすすめします。
<サンプル3>

重ねすぎて、画面がうるさくなる場合は、
アミトーンなどを貼ると、深さが演出でき、
画面もやや落ち着いた印象になります。
<サンプル4>

雨の波紋として使用するほか、
水面のイメージにもご使用いただけます。
しとしと静かな雨が降るシーンや
どしゃぶりのシーンでお役立てください。
スイレンの花は、自作ブラシの「らくらくスイレンブラシ」で描きました。