騎馬立ち
騎馬立ち
習う順番では大概前屈立ちより後になる立ち姿勢だが、前屈立ちも後屈立ちも、元はこの騎馬立ちからの派生であると言われている。

名の示す通りに、馬に騎乗しているような脚の形で、空気椅子ならぬ、見えない馬をそこに思い浮かばせるような立ち方である。
前屈・後屈と異なり両膝とも曲げ脚のシンメトリで、故に両足共に蹴り脚として用いられる。
その場合多くは、自分の左右にいる対象を捉えて、足刀の蹴込みなどの横蹴りが有効だったりする。

また股関節から足首まで、3D素材のように左右に大きく張り出すが、一番末端の足(通常靴を履く部分)はスキーで言うところのパラレルのように、つま先が平行になるような構えにする事が特徴的である。
※流派や指導者によって、技の所作や解釈には多少の違いがあったりします。
元々は一本の巨木の幹だった伝統が、枝葉に別れて進化・細分化する過程で、解釈や意味合いが変わる事は普通にありますし、そこに真贋を断じる事は不毛だったりします。
したがって私の解説がどこに行っても正しい訳ではありませんのでご了承お願いいたします。
したがって私の解説がどこに行っても正しい訳ではありませんのでご了承お願いいたします。
また近く、空手の練習では不可欠な、基本的な型(形)の全モーションをリリースする予定であります。
ただまだ私が、この3Dの製作が不得手という事もありまして、少々時間がかかり過ぎる嫌いがありますので、どうぞご興味を持っていただいた方はフォローしていただけると幸いであります。