対称定規を使えば円形に並んだ絵を描けますが、すでに描いた絵を円形に並べるには…?そんなときに使うためのツール設定です。CLIP STUDIO PAINT DEBUTでは使用できません。
使い方
この素材集をダウンロードしたら、まず中のツール素材をサブツールパレットにドロップして登録してください。
次に、ブラシ先端形状素材を用意する必要があります。配置したい画像が画像素材でない場合、1枚のラスターレイヤーに変換したうえで、編集メニューの「素材登録」→「画像」で素材登録します。その際、下図のように「ブラシ先端形状として使用」にチェックを入れ、保存先を選択してOKを押します。
元々素材パレットにある画像を使う場合、ダブルクリックで「素材のプロパティ」ダイアログを出し、「ブラシ先端形状として使用」にチェックを入れます。(ただし元々1枚のラスターレイヤーでない素材は、チェックをつけることができません。)
サブツール詳細パレットを開き(ツールプロパティパレットの右下のスパナマークから開けます)、下図の「ブラシ先端」カテゴリ内の先端形状リストをクリックして、先ほど用意したブラシ先端形状素材を選択してください。
【画像を円形に配置(等間隔)】サブツールの場合
ドラッグすると、画像の数が増えながら円形に並んでいきます。
ちょうど等間隔に並ぶタイミングでマウスのボタンを離してください。
そのあとマウスを動かすと円が回転し、クリックすると確定します。
(環境設定の「ツール」内の「図形系ツールで作成途中の線は簡易表示」をオフにしないと表示されません。)
【画像を円形に配置(一定数)】サブツールの場合
ドラッグすると、決まった数の画像が並んだ円形の大きさが変わります。
マウスを離した後、最初の画像が真上に来ていないことが気になるのであれば、オブジェクトツールで選択して赤線の上端をドラッグして修正します。
配置される画像の数を変えたい場合、ツールプロパティパレットの「線の間隔(角度)」に45と入力すれば4個配置されます。30と入力すれば6個、22.5と入力すれば8個です。要するに、180÷(配置したい数)の値を入力すればよいです。
【画像を一列に配置】サブツールの場合
ドラッグすると画像が一列に並びます。
共通設定
このように画像の向きを中心に向けたくない場合、ツールプロパティパレットの「向き」の右にあるボタンをクリックして、向きの影響元を「なし」にしてください。
使用例
このようにグロー効果をかけるのもいいですし、
自由変形させるのもまたよいかと。
画像を円形に配置