薔薇窓とステンドグラスっぽいものが描けるブラシのセットです。
600dpi、モノクロ(一部のものはグレー)で作成しているため白黒原稿にも使用可。メインカラー・サブカラーの色が反映します。
ほとんどのものはサブカラーで塗りつぶしが入っています。
デコレーションブラシですのでベクターレイヤーにも描画可能です。
あとから線幅や方向などを修正できるので加工がしやすくお勧めです。
また、直線定規や同心円定規(図形→定規作成→特殊定規→ツールプロパティパレットで「同心円」を選択)などの定規と相性がいいです。
▼使用例
▼各ブラシ内容
▽「薔薇窓」
薔薇窓の枠です。
細かいところが多いので結構大きいサイズで描かないと細部が分からないかもしれません。
窓枠と窓枠の間の黒の縦線は別部品になっています。
その為、黒の縦線部分を削除して間隔を詰めたり、
本数を増やして間隔を広げたりできます。
サブツール詳細画面→「ブラシ先端」で紙マークのボタンを押下し
【間隔を広げる場合】
「薔薇窓_スペーサー」を追加
以上を操作願います。
また、縦線の黒が邪魔な場合、白のスペーサーも用意しています。
上記同様ブラシ先端を「薔薇窓スペーサー_白」に差し替えてください。
▽「太枠格子」
太い線の格子で片方だけ枠あり。
大きいサイズにして中心近くにぐるっと描くだけでもそれっぽくなります。
▽「三丸飾りライン」
3つの丸の間を太線がうねる飾りライン。
薔薇窓の縁取りや直線で使ってもいいと思います。
▽「三丸模様」
3つの丸が縦線を挟んでつながっている飾りラインです。
縦線の太線は別部品となっていますので、不要の場合はサブツール詳細画面の「ブラシ先端」部分から縦線を削除してください。
▽「四角枠格子」
四角い2本線の枠が交差しているブラシ。
直線で使ってもいいと思います。
他の大きい飾りの下に敷いたりしてもいいです。
▽「モザイクライン」
シンプルな長方形が繋がったブラシ。
片方の縁取りが若干太くなっています。
色んな模様にちょこちょこ足すといい感じ。
▽「モザイク円」
他のブラシはほとんどリボン化してありますがこれのみスタンプです。
その為同心円の中心近くに描いても円が変形しません。
ポイント的にポンポンと置くとそれっぽいです。
中に何かモチーフを置いても。
▽「ダイヤ格子」
2本の枠の間にダイヤの格子柄。
他の装飾のベースに置いたり、大きい飾りのバックなどに。
▽「ダイヤ格子_グレー」
上記の格子にグレーで色を付けたもの。
手軽にステンドグラスっぽくなります。
直線で使っても可愛いです。
▽「ダイヤ枠なし_グレー」
ひし形で線なしのグレーバージョン。
ステンドグラスのベースに。
■簡単な使用方法
①キャンバスに自由な色でグリグリと適当に塗る。
②「フィルター」→「効果」→「モザイク」のフィルターをかける。
③上に新しいレイヤー(ラスターでもベクターでもOK)を作り、同心円定規を設定して「グレー」とついているブラシでグリグリ塗る。
太さを変えてみたりするといい感じ。
(↓この作例は「ダイヤ格子_グレー」を使用。
メインカラー:黒、サブカラー:白で描画)
④上記で作ったレイヤーの合成モードをお好みのものに変更する。
お勧めは「スクリーン」「加算(発光)」「ハードライト」など。「輝度」なんかも面白いです。
これでベースのモザイク部分は完成。
(↓は「ハードライト」)
⑤薔薇窓の枠を作ります。
③で作成した同心円定規を使って
薔薇窓ブラシ、ステンドグラス飾り枠ブラシなどで薔薇窓っぽいものを作る。
余白は黒く塗りつぶす。
(↓は同心円定規を使用して描画した例)
⑥モザイクを見せたい部分を透明にする。
透明色を選択して塗りつぶしツールでチョンチョンとステンドグラスを見せたいところを透明にしていく。
(めんどくさい時は「編集」→「輝度を透明度に変換」で白部分全部を飛ばしてしまってもOK。)
⑦上にラスターレイヤーを作成し、合成モードを「スクリーン」で設定し、サイズが大きめのエアブラシで白や明るい水色などをステンドグラスの上にふんわりとかける。
完成です!