LT変換を使わずに、3D素材を2Dに書き換えるためのオートアクションです。
ボタン一つで3Dモデルの背景や小物を
2D素材っぽく加工するためのオートアクションです。
CLIP STUDIO PAINT EXにあるLT変換を使わず
PROの機能だけでそれっぽくしてあります。
詳しい使い方は
「セット内容」「使い方」の項をご覧ください。
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【特徴】
①単純に3Dモデルをグレースケール変換し
「階調化」しただけではリアルな立体感が残ってしまうため、
ベタ・トーン濃いめ・トーン薄め・白の4段階に変換し
平面イラストっぽさを出す事が出来ます。
②線画とトーンのレイヤーが別々に生成されますので、
オートアクション完了後に線画やトーンの調整が別々にできます。
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【使用例】 600dpi漫画原稿への使用
<元の画像>

<オートアクション使用後>

<元の画像>

<オートアクション使用後>

【セット内容】
①[AUTO]なんちゃってLT変換502
全自動で3DモデルをLT変換します。
元の3Dモデルのレイヤーも保持しつつ、
線画とトーンのレイヤーを作成します。
②なんちゃってLT変換502
線画の太さ、ベタやトーンの範囲を
自分で設定できます。
元の3Dモデルのレイヤーも保持しつつ、
線画とトーンのレイヤーを作成します。
③トーン濃いめに
出来上がったトーンレイヤーの色を
白地部分とベタ部分は変えずに
トーン部分だけを濃くします。
④トーン薄めに
出来上がったトーンレイヤーの色を
白地部分とベタ部分は変えずに
トーン部分だけを薄くします。
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【使い方】
ここでは、[AUTO]ではない方の
線画の太さ、ベタやトーンの範囲を
自分で設定する方法を解説します。
[AUTO]のほうはオートアクションを実行するだけですので
初めての場合はまず[AUTO]を試してみてください♪
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まず、3Dモデルを用意します。
ここで使っている3DモデルはCLIP STUDIO PAINT公式素材です。

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オートアクションを実行します。

さまざまな数値を管理するウィンドウが表示されますが
1番上の「線の太さ」以外は使いません。
線画の太さを決めたら、「OK」を押します。
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閾値の設定を行います。
1回目は「ベタにしたい部分」を考えて数値を決めます。
ベタ部分が決まったら「OK」を押します。
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2回目は「濃いめのトーンにしたい部分」を考えて数値を決めます。
画面上は真っ黒で表示されますが、後でトーンになりますので安心して下さい。
濃いめのトーン部分が決まったら「OK」を押します。
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3回目は「薄めのトーンにしたい部分」を考えて数値を決めます。
画面上は真っ黒で表示されますが、後でトーンになりますので安心して下さい。
薄めのトーン部分が決まったら「OK」を押します。
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完成です!
オートアクション終了まで少し時間が掛かる場合がありますので
きちんと終わるまで待ってあげてください。
また、オートアクション実行中に他の操作を行うと
うまく実行できなくなる場合がありますので
オートアクション実行中は
数値設定以外のことはしないでください。
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[レイヤープロパティ]の[トーン]でトーン化すれば
もちろんモノクロ原稿にも使えます。

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【追加機能】
線画とトーンは別々のレイヤーになっています。
自分で明るさ・コントラスト調整を行っても良いですが、
セットの中の「トーン濃いめに」「トーン薄めに」を使うと
手軽にトーンの濃さの調整が出来ます。


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CLIP STUDIO PAINT PROユーザーだけど
漫画原稿でLT変換ぽいこと出来ないかなぁと思って
作成したオートアクションです。
お役に立てれば幸いですm(_ _)m
他にも時短になる素材を多めに作っています。
よかったらいろいろ見ていって下さい(´ω`)



