漫画原稿の制作に適した、黒のベタから黒のフチへ変換するオートアクションです。境界効果を使うより精度が高くなります。
黒で描いたレイヤーを白にしたい…
境界効果を使ったフチは先が丸まったり、ブラシの種類が変えられなかったりして不便…このオートアクションではそんな悩みを解決し、お好きなブラシでフチを作れるものになっています。
例えばこんなギザギザ…

境界効果を使ったフチではこうなりがちです。
しかし、このオートアクションを使うと…

このように、元画像の精度をある程度保ってくれます。
そして、縁取りの線がベクターレイヤーなのでツールプロパティからお好きなブラシ、ブラシサイズに変更して使えます。

使いかた
1.変換したいレイヤーを選択
※文字の場合はラスタライズしてから実行すること
2.オートアクションを実行
3.ツールプロパティからブラシの種類・ブラシサイズをお好きな設定に変更
4.下の白塗りレイヤーと結合(お好みで)
ー.:、.

使用例
背景の看板などにも利用できるかも.
注意
・白黒の原稿にしか使えません(グレスケ〇)
(最後のレイヤー変換をグレースケールに設定しているので、カラーに変更すれば好きな色にできるはず)
・変換したい黒地部分がガサガサしている場合、うまくいかないかもしれません。
・文字は潰れる可能性あり(レイヤー変換の設定で最大線幅・補正を任意の数値に変えてください)
・黒字のレイヤーは出来るだけすべて塗りつぶしておくと綺麗にできます