”墨版”ともいわれる K(Black) も抽出できる、4色分解オートアクションセットです。
選択レイヤーを3ステップに分けて処理を行います。十分と思えば次のステップに進まなくてもOK!
昔よく見た印刷っぽい加工やコラージュ作成、さらには色調補正にも役立つ1品です。

【ステップ1】 *好きなのを選んでね*―――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆CMY・K分解(K薄め)上画像左側
選択レイヤーをCMYとK(Black)に分解します。CMYの重なりによってできるグレーの一部をKに変換します。
版ズレ加工や2色印刷再現など、とりあえず加工をしたい方はこちらがオススメ。
◆CMY・K分解(K濃いめ)上画像右側
こちらも選択レイヤーをCMYとKに分解します。CMYの重なりによってできるグレーを全てKに変換します。
カラーハーフトーン化するとK薄めとは違う味わいが出ます。カラーだけ、ブラックだけ補正できるという利点も。
【ステップ2】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆C・M・Y分解
ステップ1で作成したCMYをC・M・Yに分解します。これで4色分解自体は完了です。
【ステップ3】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆4色グレスケ+レイヤーカラー
ステップ2で作成したC・M・Y・Kをグレースケール化後、レイヤーカラーで着色します。全レイヤートーン化できます。
【おまけ】*ステップ3終了後に使ってね* ――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆カラーハーフトーン角度設定
おまけアクションその1です。面倒なトーンの角度設定をやってくれます。複製カスタマイズ推奨です。
◆CMYKレイヤーカラー着色
おまけアクションその2です。各レイヤーカラーにC・M・Y・Kの数値100の色を適用し着色します。
全体的に赤っぽい色味になりレトロな雰囲気が出ます。全レイヤートーン化すると赤みが消えます。
◆CMYKグラデーションマップ追加
おまけアクションその3です。各レイヤーにC・M・Y・Kのグラデーションマップレイヤーを追加します。
レイヤーカラーでCMYK着色するより自然で鮮やかな色になります。K薄めでの使用推奨です。

■おまけ素材 CMYKグラデーションセット
おまけアクションその3で使用したグラデーション+α全18種です。CMYK数値を使用して作成しています。
【使い方】
ステップ1…画像を統合かコピー結合して最前面に並べ替えしてから再生してください。画像素材レイヤー不可です。
ステップ2以降…分解元とステップ1で作成したレイヤーを表示したまま再生してください。
おまけ…ステップ3終了後CMYKフォルダを選択・展開してから再生してください。

【コツ】
*画像にノイズがある場合、事前に除去しておくと比較的キレイに色分解できます。
*CMYKグラデーションを追加した際、”Cyan”を適用すると色が濃く出てしまう場合は
グラデーションマップレイヤーの合成モードを比較(明)に変更すると自然な色味になります。
【注意】
印刷データの色分解には使用しないでください。これは印刷風加工を楽しむものであり、正確なものではありません。
ヒストリーをかなり消費するアクションです。再生前にバックアップを取ることを推奨します。
※サムネイルや解説・使用例で使用した画像は自分が撮影した写真と当アクション・グラデーションセット、
クリスタの初期標準ブラシ・機能のみを使用して作成しています。
素材内容
更新履歴
2025/02/27 素材公開