スマホゲームのUIにありがちな立体的な文字装飾を、簡単に施せるオートアクションです。
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【使用方法】
①任意のテキストを用意します。
ラスタライズされたレイヤーでも可能です。
(ウェイトが重い)太めのフォントを推奨します。
今回の例では、フォントサイズ50ptの「けいふぉんと」を使用しています。
フォントの大きさに合わせて、「5px」か「10px」のいずれかをお選びください。
※5px…フォントサイズ40~60pt程度推奨
10px…フォントサイズ75~100pt程度推奨
大きさはフォントによって異なるため、推奨値はあくまで目安です。
注意事項:
※描画色(または選択中の色)を、対象テキストの色にしてください。
※画像例には複数の色のテキストがありますが、使用時は一色一レイヤーとし、レイヤーごとに適用してください。また、その際、本オートアクションで自動作成されたフォルダは統合するか、別のキャンバスへコピー&ペーストし、元のフォルダを削除してから実行してください。
本オートアクションではレイヤー名を参照するため、以下と同名のレイヤーがすでに存在していた場合、正しく動作しません。
- コピー
- ぼかし
- 加算
- 乗算
- グラデーション
- 縁取り1
- 縁取り2
- グラデーション2
- 影
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②対象のテキストがあるレイヤーを選択した状態で、オートアクションを実行してください。
元のレイヤーは残ります。
適用完了までにラグがある場合があります。
適用直後は、未完成の状態です。
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③自動作成されたグラデーション用レイヤーに、グラデーションツールを使って手動でグラデーションを描画してください。
こちらを行うことで、見栄えが良くなります。
グラデーション用レイヤーは2つ作成されます。
それぞれ、縁取りの中身の文字部分を加工するための「グラデーション」、縁取り部分を加工するための「グラデーション2」という名前のレイヤーです。
下図の左:
「グラデーション」レイヤーは、上から下に「白→テキストの色(描画色)」となるグラデーションを描画するのがおすすめです。
下図の右:
「グラデーション2」レイヤーは、上から下に「テキストの色(描画色)→透明」となるグラデーションを描画するのがおすすめです。
※合成モードは「オーバーレイ」に指定済みのため、特に操作する必要はありません。
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④ここからは微調整の手順となります。③で完成としてもよいです。
テキストの色の明度が高い場合、文字の中の影が薄く、物足りないかもしれません。
そちらを修正する際は、「乗算」という名前のレイヤーをお好みで編集してください。
おすすめの調整:
- 合成モードを「焼き込み(リニア)」にする
- 不透明度を高く(75%程度)にする
そのほか、納得のいくまで編集・加工して、仕上がりを調節してください。
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【おまけ】
「けいふぉんと」以外への適用例:
以上、お役に立てれば幸いです。