オートアクションで金属・ガラスの効果を付けることができます。
オートアクションだけで、金属やガラス・鏡の漫画的表現ができないかと思って作ってみました。
おまけで「輝度」「色」それぞれでトーン化するアクションも同梱しています。
一つのオートアクションでトーン化まで完了させたい場合は、「金属・ガラス効果」の各アクションの一番下にアクションの各項目をコピー&ペーストすると、ワンタッチで処理完了できます。
こちらのセットは、前バージョンと全く同じですので、既に入手済みの方はダウンロードする必要はありません。
- 処理を施したい領域を塗りつぶします
「金属」面や「ガラス」面を、「白」で塗りつぶします。
グラデーションで塗りつぶした、表現色「グレー」や「カラー」のラスターレイヤーでも大丈夫ですが、あまり濃い色や暗い色だとさらに濃くなるので注意してください - 領域のサイズや場所に合わせて、使いたいオートアクションを実行します
各アクション名の末尾の【 L M S 】【 三 二 一 】【 \ / 】を効果の目安にしてください。
・【 L M S 】 … Large =大 ・ Middle = 中 ・ Small = 小
・【 三 二 一 】 … 三 = 密 ・ 二 = 並 ・ 一 = 疎
・【 \ / 】 … \ = 45度(左上から右下) ・ / = 135度(右上から左下)
・【 汎用 】 … 各項目をカスタマイズできます。カスタマイズ方法は後述。 - 処理完了したレイヤーを、必要に応じて追加処理します。
処理が完了したレイヤーの表現色は「カラー」になっていますので、モノクロ原稿に使う場合は、「レイヤープロパティ」でトーン化が必要です。
付属の「トーン化(汎用)」の中にあるオートアクションをそのまま使ってもいいですし、「金属・ガラス効果」のオートアクションも項目の最後にコピペして一気にトーン化まで完了するオートアクションにカスタマイズするのもいいと思います。
・「透過トーン化(輝度使用)」…透明レイヤーに黒の網点が乗ったトーン化
・「白地トーン化(色使用)」…白地の塗りの上に黒の網点が乗ったトーン化
こちらがVer.2で追加されたオートアクションセットです。
- 処理を施したい領域の「選択範囲」を作成します
「従来版」は塗りつぶしが必要でしたが、こちらは不要です。 - 領域のサイズや場所に合わせて、使いたいオートアクションを実行します
各項目名の法則は同様です - 処理完了したレイヤーを、必要に応じて追加処理します。
グリッドは1㎝間隔です。
青文字は各オートアクションのアクションの末尾の文字です。
■[汎用]の使い方
★低解像度の原稿の場合は、あまりいい結果が出ません。
★トーンの角度と移動ぼかしの角度が違っていると、意図する通りの結果が出ません。
★「従来版」と「透過レイヤー版」は、最初の準備の段階が異なっています。オートアクションの処理内容も異なっているので、正しく処理を完了させるためには、使い分けが必要です。
金属・ガラス効果(従来版)
金属・ガラス効果(透過レイヤー版)
トーン化(汎用)オートアクションセット(おまけ)
更新履歴
「透過レイヤー版」を追加しました
旧バージョン