(多分)完全に漫画機能と和解した人間による1ページ用漫画セット。それ以外でも使えるかもしれない。
ただただ未来の私が忘れないようにするための説明書みたいなものです。テンプレ使わなくても、原稿用紙の見方が分からない人に少しでも理解が出来たらいいなという気持ち。
Twitterの叡智の結晶(フォロワー)によって多分理解した人間による原稿セット(改)です。
*以下、また忘れた時の私へ
1、原稿用紙のあの線について

緑:「内線」 この中に台詞を収めると、読みやすくなる。吹き出し自体は出ても構わない。
青:「仕上がり線」 理想的な位置で印刷が出来た時の可読範囲(後述アリ)。
赤:「断ち切り幅」 印刷がズレた時の加筆部分。この枠以上に書き出すこと
白:ただの余白
2、セットの中身

「下描き」 通常レイヤー。名前の通り。
「断ち切り線」 ベクターレイヤー。断ち切り幅よりわずかに大きい外枠。バケツで飛び散ることが無いように。
「出来上がり」 通常レイヤー。後述アリ。
3、「出来上がり」レイヤーの意味

「出来上がり」レイヤーをオンにすると、画像のようになる。つまり、この状態が製本した時に読める範囲ということになる。
赤の「」は元のキャンパスサイズ。
青は綴り、所謂「ノド」と呼ばれる(らしい)幅のことで、これは本を見開きにした時に両ページの接着部分、中心部に近いほど読みづらくなる。なので上下はともかく、左右の台詞は内線の中に収めた方がいい。
そしてこの赤いフォルダーは〝必ず消す〟ようにしてください。特に「出来上がり」レイヤーは入稿した時に業者さんが目印にする「トンボ」と「センタートンボ」が完全に見えない状態にしてしまうので、先方に困らせてしまうそうです。消しましょう、私。
消してね、私。