photoshopのエンボスフィルタを目指しています
「Photoshop」のフィルタメニューに「表現手法」の「エンボス」というものがあります
個人的に思い出しては使うものだったのですが
CLIPにはなかったので似たものを試行錯誤してみました
勝手に「出来た!」と思った方法なので鼻で笑われるくらい間違ってるのかもしれません
おまけに詰めもまだ甘いと思いますが今はここまで
まずphotoshopのフィルタのエンボスとは
これで出来上がった画像を何にするかは人それぞれだと思います
使い道など無いというのもわかります
オーバーレイが好きな人はピピン@と来てるかもしれませんが、たぶんそんな感じです
使い方
レイヤーパレットで1枚のレイヤーを選んでおいて、オートアクションを実行します
(レイヤーが複数の場合は1枚に結合しておきます)
(135)というのがデフォルトの角度で他はその数値に合わせてずらしています
ピクセル単位でずらしているだけなので45度単位で作成してあります
(セット)というのはレイヤーをずらす前の状態です
グレー1色で表示されてしまうので失敗したようにも見えますが、大成功です!
実際に試します
レイヤーパレットでエンボスをかけるレイヤーを選択します
オートアクションパレットで「エンボス(135)」を再生します
選んだレイヤーを複製してから作業しますので元のレイヤーは残ります
オートアクションを再生すると
レイヤーパレットに画像レイヤーが2枚と
非表示の「色相・彩度・明度」の色調補正レイヤーと
「明るさ・コントラスト」の色調補正レイヤーが
再生したオートアクションの名前の付いたフォルダーに収められて終わりです
(ベースというべた塗りレイヤーは削除してしまっても何も問題はありません)
このフォルダーをオーバーレイとか不透明度の変更などをして遊びます
「明るさ・コントラスト」の色調補正レイヤーは、photoshopのエンボスのメリハリの効いた処理に追いつけてないために苦肉の策として作成してます
非表示の「色相・彩度・明度」の色調補正レイヤーは「彩度」の数値が(-100)に設定されていますので、これを表示することで滲んだような色を消すことができます
サンプル
エンボスフィルタでこんなことをして遊ぶというサンプルです
サンプルの1枚目の作り方です
はじめにベースとなる「紙」を用意します
ノートをスキャンしても構いませんしそれっぽい画像を用意します
サンプルでは「パーリンノイズで羊皮紙」というオートアクションで羊皮紙に似せたものを作成してます
興味がありましたら見てみてください
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1691726
レイヤーパレットでその「紙」の上にラスターレイヤーを用意します
このレイヤーにエンボスの元になる素材を作成します
グラデーションの「描画色から背景色」を選びます
「端の処理」を「繰り返さない」、「描画対象」を「編集対のレイヤーに描画」
インクの「合成モード」を「差の絶対値」、メインカラーを「黒」、サブカラーを「白」に設定します
キャンバスにグラデーションを短いストロークで白と黒を塗り分けます
白と黒の境目が重なるように何本が書き加えます どんどん書き加えます
面白い効果ですが「差の絶対値」のためです
ここで
白と黒のグラデーションを描いたレイヤーに「エンボス(135)」のオートアクションを再生します
オートアクションが終了しましたら
レイヤーパレットでグラデーションを描いたレイヤーを非表示にします
エンボスのフォルダーを選択して、レイヤーの「合成モード」を「オーバーレイ」にします
出来上がりです
そりゃあphotoshopにはかないません・・
4、5年考えて諦めていたのですが、できるときは突然できてしまいますね
遊んでください