キラキラした丸やボケが描けるブラシです。
「bokeh」と書いてあるブラシは水彩境界の設定でボケの表現が出るようにしています。
このブラシはレイヤー設定「覆い焼き(発光)」「ビビットライト」で描画するとブラシ画像のテクスチャがキラキラする丸が描けます。
暗めの画像で使用するとキラキラしたテクスチャが出やすく、明るめの画像で使用すると白飛びします。
真っ黒画像だと「覆い焼き(発光)」「ビビットライト」で描画されません。
描画レイヤーの下にあるレイヤー色に影響されやすいブラシです。
使用方法
左上画像は何もしていない元の状態です。
1:「黒背景(下)」+「色薄がけ(中)」+「覆い焼き(発光)(上)」
2:このブラシを使用するレイヤーの下にある画像の明るさで、キラキラと発光する具合が変わります。
右側は左側より明るめの色になっています。
黒画像にブラシを使いたい時は、描画したレイヤーの下や上にコピーしたレイヤーを重ねるとブラシ画像が現れます。
3:黒背景の上にレイヤー設定「通常」で描画します。(一番左側)
描画したレイヤーの上に同じレイヤーをコピーして、コピーした方を「覆い焼き(発光)」に設定します。
このままだと白飛び状態なので元の画像の「不透明度」を下げます。
左から二番目:「通常」レイヤー不透明度15%
左から三番目:「通常」レイヤー不透明度20%
一番右:「通常」レイヤー不透明度30%
4:上記の手順で出来た画像にもう一枚コピーしたレイヤーを「輝度」設定し重ねると、水晶やダイヤモンドの様な煌めきになります。
左から二番目:「通常」不透明度45%+「輝度」不透明度35%
左から三番目:「通常」不透明度45%+「輝度」不透明度35%+「覆い焼き(発光)」不透明度78%
「輝度」レイヤーを挟まなくても黒背景の上に赤茶系の色を乗せて、その上に下記のように設定すると緑っぽさが薄れます。
一番右:色レイヤー#332622+「通常」不透明度30%+「覆い焼き(発光)」100%
5:このブラシをテクスチャの代わりに使用すると、水面の反射光の様な煌めき効果をかける事が出来ます。
文字や画像にテクスチャ掛けとしても使用出来ます。
簡単な水面の描画が出来るのもこのブラシの特徴です。
上記の図のように先の下地を用意します。
次に新規レイヤーにこのブラシで任意の場所に描画し、「メッシュ変形」+「ガウスぼかし」した後「覆い焼き(発光)」設定にすると煌めく水面が出来ます。
水の青の表現は、最後に色の変化を見ながら不透明度を変えたり、下地&テクスチャ設定終えた後に色をつけたりすると、好みの水面が出来上がります。
ブラシサイズは初期値2000pxにしてますが、サイズを小さくすると粒子が纏まったように描画出来ます。
コントラストの少ない塗りのイラストにテクスチャとして使用する場合、不透明度や消しゴム掛け等調整することで淡い雰囲気作りや、コントラストが出る効果を作ることが出来ます。
使用例として調整済み画像を元に、矢印先の画像にはテクスチャ掛けをしています。
ブラシのテクスチャや輪郭が硬いと感じた場合、「ガウスぼかし」で調整すると柔らかくなります。
暗い画像に効果が出るブラシですが、「色調補正」「グラデーションマップ」他、画風にあった好みで調整してみてください。
ブラシの粒子サイズは好みに合わせてご自由に変更してください。
小さすぎるとキラキラが潰れてしまいますのでご注意ください。
ブラシ設定は「ツールプロパティ」「サブツール詳細」で変更可能ですので、使いやすいよう自由に調整してください。
particle
更新履歴
19/01/21 ブラシ公開