素材作成初心者です。
「黒&透過」の2色によるシームレスパターン素材です。
日本の伝統工芸に用いられるパターンのひとつ「網代(あじろ)」の中でも「亀甲(きっこう)網代」と呼ばれるものになります。
「網代」とは木製や竹製の細長い薄板を編んだもので、天井や垣根などに用いられた他、古くは海などに沈め固定網の代わりに使われたりしました。
網代の編み方には様々なパターンがありますが、「亀甲網代」は亀甲型、すなわち正六角形が基調となるように編んだものです。
葛飾北斎著『北斎模様画譜』に同様の模様が「網代組(あじろぐみ)麻の葉(あさのは)」として紹介されていますが、北斎が考案したのか、それ以前から模様や網代の編み方として存在していたのかは、調べてみてもよく分かりませんでした。
なお、本来は内側の模様による呼び分け方は無いようですが、本素材集では算木崩しの呼び分け方に準じて、便宜的に「三崩し」「四崩し」「五崩し」などと呼び分けています。
本素材集では1崩しから6崩しまでを収録しています(本来は漢数字ですが、便宜上アラビア数字での表記になっています)。
PAINT用素材の公開は不慣れなため、設定等に不備があるかも知れません。
また元画像のdpi設定が低いため、印刷用としては画像が粗いかも知れませんので、事前にご確認いただくようお願いします。
亀甲網代00