シームレスな迷彩柄を適当に作るためのタイリング素材集
「画像素材レイヤーの素材集です」
突然、迷彩柄が欲しくなってしまった時にぱぱっと作れてしまう「迷彩柄キット」です
とはいえ、メンドウな部分もあります
DEBUTで使用するにはレイヤーカラー、グラデーションマップが使えないので注意が必要です
ずっとあたため続けていた「迷彩柄メーカー」(手をつけないことを温めるといいます!)
そのまま利用することもできますが好きに手を加えることもできるキットです
取説です(無限に使いこなすための準備)
・(サンプル)まず素材をキャンバスに貼り付ける
「レイヤーパレット」に「サンプル」という名のフォルダを作成し
素材の「サンプルセット」の画像レイヤーを並べます
素材パレットの下の「貼り付けボタン」から行ってください(キャンバスの中央に貼り付けられます)
めんどうな人は素材パレットからキャンバスに投げ込んでも構いません
フォルダの中のレイヤーの順は「CMFL-SAMBASE」を一番下にして他の4枚は自由に置いて構いません
「CMFL-SAMBASE」はベタ塗りのレイヤーなので一番下に置きます
BASEのレイヤー含めた5枚でひと組になってます

・ツールプロパティパレットを確認します
それぞれのレイヤーはタイリング用の素材になっています
貼り付けた時のレイヤーの拡縮サイズは50%に設定されています
レイヤーごとにサイズの変更と回転ができます
タイリングにチェックが入っています

・レイヤープロパティパレットの説明
レイヤーの表現色はモノクロになっています
色の閾値が設定してあります
この数値の増減で模様が太ったり細ったりします
レイヤーカラーが設定してあります
ここで模様の色を自由に設定することができます
レイヤーカラーのチェックを外すと黒色です
表現色をグレーにするとネタバレです
レイヤーはフォトショップの雲模様にガウスをかけて表現色モノクロにしたものです

・(グレー)
レイヤーパレットに「グレー」という名のフォルダを作成し
素材パレットから「CMFL-BASE」と「CMFL-G01〜G04」の画像レイヤーを貼り付けます
ツールプロパティの内容ははサンプルと同じです
レイヤープロパティパレットもほぼ同じですが、レイヤーカラーに設定した色が違います
レイヤーカラーのチェックを外すと黒色です
色の閾値で模様が太ったり細ったりします

・(ブルー)
レイヤーパレットに「ブルー」という名のフォルダを作成し
素材パレットから「CMFL-BASE」と「CMFL-B01〜B04」の画像レイヤーを貼り付けます
ここまでは素材は違えど「グレー」の素材と全く同じです
素材パレットから「お試し迷彩用グラデーションマップレイヤー集」をキャンバスに貼り付けて
そのフォルダの中から「ブルー」というレイヤーを「ブルー」という名で作成したフォルダの一番上に置きます
灰色だった迷彩柄が青くなりました
グラデーションマップレイヤーは素材パレットに単独では登録できない仕組みになっています
フォルダにまとめて入れているのは苦肉の策です(全く苦しんではいません)

・ほか登録した素材の参考です
「ピンク」「セピア」「ネイビー」「デザート」「ウッドランド」
色はその時の気分で決めています
何か正式な色を元にしているわけではありません(参考にはしました)

・無限に使うために
迷彩柄を構成している画像はすべて1600×1600のシームレスなパターンで作られていますが
オブジェクトツールでレイヤーを選択したときのツーツプロパティパレットの拡大率は50になってます
拡大率を変更することで模様の拡大、縮小をすることができます
回転角で回転も加えることができます
色はレイヤーカラーで設定していますので自由に変更することができます
レイヤーカラーのチェックを外して「ベタ塗りレイヤー」でクリッピングするのも良いかもしれません
模様のサイズの増減も表現色の色の閾値の数値で変更できます
グラデーションマップレイヤーとそれの作成に利用したグラデーションセットをおまけでつけています
おまけは無理に使う必要はありません
参考になればと思ってグループ分けしているようになっていますが
すべて自由に好き勝手に組み合わせて迷彩柄にすることができます
拡大率、回転を加えることで繰り返しのない模様を作ることもできます
色の閾値が利用できるのではというのが作業の決めてとなりました
応用編(1)
○500×500pxのタイリングを作りたい
はじめに「素材パレット」で使用したい素材を選択して「素材のプロパティ」を表示します
素材のプロパティの「貼り付け動作」の「拡大縮小」のプルダウンを「貼り付け先全面に広げる」にします
新規に500×500pxのキャンバスを用意し、素材を張り込みます
キャンバスいっぱいに素材が貼り付けられると思います
サンプルでは2枚の素材を組み合わせてみました
これを結合して画像素材に変換してタイリングすることで新たに500×500pxのタイリング素材を作り出すことができます
素材の「貼り付け動作」を変更するために
一度素材をキャンバスに貼り付けて
新しくカテゴリフォルダーを作ってそこに登録し直してから
「素材名」と「貼り付け動作」を変更してます(任意です)

応用編(2)
○500×500pxのタイリングを作りたい(バリエーション)
応用編(1)の応用です
キャンバスに素材を貼り付けます
ツールプロパティで「回転角」を45にします(この作業がミソ)
レイヤーパレットから素材パレットに登録します
登録した素材の「素材のプロパティ」を開きます
「素材名」と「貼り付け動作」の「拡大縮小」プルダウンを「貼り付け先全面に広げる」にします
新規に500×500pxのキャンバスを用意し、素材を張り込みます
45度に傾いた素材が貼り付けられていると思います
サンプルでは
「塗りつぶしたレイヤー」と「全面に広げたレイヤー」と「45度に傾けたレイヤー」を組み合わせてみました
迷彩柄のレイヤーはレイヤーカラーで色を変更してみました
画像を統合して画像素材に変換してタイリングすることで新たに500×500pxのタイリング素材を作り出すことができます
(回転角は45、135、-45、-135以外は組み合わせることが難しいです
頭の良い人は簡単に計算できるとは思いますが
計算なしでCLIPで操作するのはちょっと思いつきません)

迷彩柄なのでそんなに楽しいというものではありませんが
あそんでください
サンプルセット
迷彩用タイリング素材
おまけグラデーションマップセット