厚塗り向けの筆と下塗り用バケツツール、おまけのセットです。
これ一式で描けるかと思います。
基本的に一枚のレイヤーに描くように作られています。
~筆+バケツツール~
特にグリザイユ画法向けです。もちろん普通に厚塗りするのにも使えます。
・下書き用筆
・下塗り用バケツ
・平筆
・丸筆
・色混ぜ
の5種類のツールが入ってます

【下書き用筆】
強弱が付きやすい筆です。がさがさと描くのに適しています。
【下塗り用バケツ】←これメインです。
これで囲って塗ると、下書きしたレイヤーを参照し、さらに下書きの下にレイヤーをつくり塗り、2枚のレイヤーを統合という作業が0になります。
下書きの線の透明度関係なしに、下にレイヤーを作って統合したような感じになります。
このレイヤーを「透明ピクセルでロック」すると、はみ出しません。便利。

【平筆】
ほかの方の平筆よりももちゃっとした筆です。毛の表現に向いてるかと。
【丸筆】
こちらも割ともっちゃりしてますが、平筆に比べ艶感が出ます。
【色混ぜ】
色混ぜとありますが、どちらかというとのばしです。油絵のペインティングナイフに近い感じです。
~おまけ~
色塗り、仕上げ用に私用にカスタマイズしたエアブラシとぽわぽわブラシが付属しています。
【エアブラシ】
私が使ってる設定のものです。初期からあるもののパラメーターをいじっただけのものです。
【ぽわぽわブラシ】
別名イルミブラシです。ぽわぽわした丸がランダムで描写されます。
メインとサブ描画色の割合がランダムで変わります。

※グリザイユ画法とは
モノクロで描いたものの上に色を乗せるという画法の一種です。 (多分)
今回は
モノクロで大まかな影→乗算で色乗せ→オーバーレイで彩度、明るさ調整→ハードライトで同じレイヤーに強調したい光と影書き込み→覆い焼き(発光)で光→スクリーンで反射光、空気感→オーバーレイでピンク色を15%で塗りつぶす
という描き方をしてます。場合によってはモノクロの後、グラデーションマップを追加したり、光が足りないなと思ったら加算(発光)レイヤーを追加してます。
CLIP STUDIO PAINT PROプロの絵師に学ぶイラスト上達テクニックという本にlack先生の厚塗りメイキングが載っています。そちらを参考にさせていただいてます。
また、今回仕上げにぱーらめんとさんの雲ブラシPart2をお借りしてます。おすすめです。
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1470324
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