モノクロ原稿 600dpi向け。
ブラシ先端が2色になっていて、1ストロークでツヤとベタを同時に描画できるので、白飛びせずに重ね描きできます。
メインカラー黒・サブカラー白でご利用ください。
オーソドックスなジグザグ系ツヤベタには向きません。
髪の毛の流れを考えながらツヤベタを入れていく方向けです。
絵柄に合う方がいらっしゃいましたら是非どうぞ。
使い方
1 だいたいの髪の毛の線画を描きます。
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2 髪を黒でべた塗りします。
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3 線画レイヤーより上に新規レイヤーを作成し、ツヤベタブラシでツヤ付き毛束を描き足していきます。
つむじを中心に髪の流れに沿って、且つ光源側に多めに描画するとそれっぽいです。
※「ツールプロパティ」パレットで「向き」の数値を調整し、光源側に白が向くように調整してからご利用ください。
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4 同じレイヤーに(またはさらに上に新規レイヤーを追加し)、先ほど描いた毛束の上にウィッグを被せる感じで盛ります。
先ほどよりも少し強めの筆圧で、やや短めの毛束を被せるとそれっぽいです。
てっぺんで盛り上がらせたり、ハネさせたりすると、躍動感が出ます多分。
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蛇足1
お好みでツヤベタレイヤーに「境界効果」を適用させ、毛束に黒フチをつけると印象が変わります。
境界効果ボタンは「レイヤープロパティ」パレットにあります。
※デフォルトではONにすると白いフチがつくと思いますが、メインカラー黒を選択した状態で「フチの色」の白い四角の上をクリックすると簡単に黒にできます。
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蛇足2
ツヤベタレイヤーの真上にグラデーショントーンを追加して、「下のレイヤーでクリッピング」ボタンを押すとこんな感じに。
さらに、光の当たる部分を、透明色を選択したツヤベタブラシで削ると美髪感が出ます多分。
※レイヤープロパティパレットの「濃度」で「画像の輝度を使用」を選択しないとグラデトーンは透けません。