地面に手をつき、顔を手で覆って苦悩している、絶望しているポーズです。避けたいのが自然の情ですけれども苦しみもまた、人生の一部なのですから、それを表現する何かのお役に立てたなら・・・
苦しみも扱い方次第では精神的な成長をもたらす糧になりうる、そう私は信じて生きます。「苦悩(くるしみ)ハ我ヲシテ光ラシム、苦悩ハ我ガ霊魂(たましい)ヲ光ラシム。」──北原白秋『苦悩礼賛』(『白金之独楽』所収)
絶望している感じを出すときは、顔を影にした方がうまくいくかもしれません。





