マーカーをイメージして作成したブラシです。 半透明の描画なので、背景が透過されます。 また、選択しているいろよりも薄く描画されます。
マーカーのような塗りをイメージしたブラシセットですが、クセのある描画&塗りの手間も通常よりもかかると思われます。(半透明の描画を重ねていく塗り方になるため)
マーカー塗りというよりも水彩塗りのように見えそうですが・・・。
高CP設定しているため、下記の説明&塗りの見た目をご確認ください。
大まかに分類すると
<ぼかす・跡引・消す>・・・同梱のマーカー風ブラシで塗ったものを調整するために使用するツールです。ブラシ跡をつけたり、ぼかしなじませたりする事を目的としています。
<乗算タイプ>・・・(乗)のついているブラシは、同レイヤー上で塗り重ねていっても濃くでます。 比べて、他の同梱ブラシでは塗り重ねていく際は、「新たに新規レイヤーを乗算にて作成」し塗りを追加していくやり方をイメージしています。
<同レ上>とついているものは、同一レイヤー上で塗り重ねていく際に使用する事をおすすめしているブラシです。 色混ぜやなじませやすいなど。
<角先マーカー>・・・ブラシ先が四角のマーカーをイメージしています。細かい部分が塗りにくいかと思いますが、マーカーで塗った時のムラをストロークを重ねて作ったり、同梱のブラシでぼかしたり削ったりして塗っていくイメージです。
<角丸マーカー>・・・ブラシ先が丸のマーカーをイメージしています。角先では細かい部分が塗りにくかったりする場合があるので、同梱しています。

★マーカーをイメージしているので、塗っても不透明度が低く半透明で下地を透過します。
→塗りたい範囲からはみだすようにして塗り込み、最後にはみでた部分を消去する塗り方。(マスクを作って見えなくするなど)
→塗りたい範囲にバケツツール等で「白」に塗り、このレイヤーにクリッピングする形で塗り重ねていく塗り方。
【部分ごとに白で塗りつぶす簡易塗り過程】

①ミニトマトの「実」と「ヘタ」の部分を色分け、塗りつぶします。
(塗りつぶしに使用した色は、塗り残しがわかり易いよう適当に決めた色です。)
② ①で塗ったヘタの紫を「白」に変更しました。 実の緑色も白に変更します。
③実の白く塗ったレイヤーの上に<新規レイヤー>を作成し、クリッピング。この新規作成したレイヤーに塗り始めました。
④ヘタの方も実の時と同じく③のように<新規レイヤー>を作成し、クリッピングしてから塗りを追加していきました。
★選択した色よりも薄く塗られます。
★塗り重ねていっても、ある程度の濃さ以上にはならない個所ができます。
★本物のようにワンストロークでマーカーの様な塗りには、なりません。
ほとんどのブラシは、「ペン先をつけて描き始め→ペン先をタブレットから離す」で塗ったワンストロークは色ムラが余りでておらず、ほぼ一定の濃さになっています。
<筆跡が特に残るようなブラシでは、ワンストロークの塗りでも重なった部分がムラになるようなブラシもあります。「(乗)くっきりマーカー」 「(乗)ぼけぎみマーカー」 「(乗)筆跡強マーカー」>
ストロークを重ねていくことで、マーカー風の塗りを作るイメージです。
→ストロークの重なりや、色と色のかさなりを落ち着かせる場合は、<マーカーぼかし>を使ったり<(乗)マーカー薄混>で境目をなじませることができます。
★角丸マーカーだと、細かい部分の塗りがし難い場合があります。
→丸先マーカーの方が、細かい部分が塗りやすいです。
★(乗)は、塗り重ねていく際、「新規レイヤー(乗算)」を作成して塗り重ねていくような濃い塗りを<同一レイヤー上で>出すような設定です。

★(同レ上斑入)とサブツール名についているものについて
わわ

私はこの斑になるのが気に入っているのですが、使いにくい場合には(同レ上斑入)のついていない「マーカー薄」「マーカー中」「マーカー濃」をご利用ください。
『 参考画像 』
元サイズ100%での一部
<その1>

<その2>

完成して縮小させたもの
<その1>

<その2>

ぼかす・なじませ・跡引き・消す
<乗算タイプ>マーカー
丸先マーカー
角先マーカー