色見本サイト「原色大辞典」で掲載されている色から「和色」「洋色」バランスよく厳選した390色のカラーセットです。
さらにおまけとして、それらの色を混ぜて作ったキャラクターイラストに使える肌色も入れてみました。
彩度が高めの色が多く揃っているので色味の強いイラストの塗りに強いです。
カラーセットは全部で3種類あります。

Aセットは、色見本サイト「原色大辞典」で掲載されている和色465色 + 洋色285色 = 750色からバランスよく厳選した和色246色 + 洋色144色 = 390色で主に構成されています。
その他に主要な6色の原色、白と黒、グレースケール8段階を揃えました。
A'セットは、Aセットの主要な390色からさらに「JIS慣用色名」に該当する色のみを残した和色140色 + 洋色102色 = 242色が入っています。
ただ、JIS慣用色名と原色大辞典の仕様の相違などもあり、きちんとしたJIS慣用色名のラインナップとして見るとあまり実用的なものとはいえません。あくまで参考程度として見てください。
Aのセットより色数が少ないので当然塗れる色のバリエーションが狭まりますが手軽に素早く色を選びたい人におすすめです。
Bセットは、上記の390色を利用して色を混ぜて作ったキャラクターイラストに使える肌色が20種類、体内色、そしてその他キャラクターの塗りに使えそうな色をいくつか入れてみました。
肌色と体内色は1種類につき順光色と逆光色の2パターンがあり、描きたいイラストの雰囲気に簡単にあわせることができます。
ちなみにこの素材の制作者が前回作ったカラーセット「らくがきデザインカラー」にも似たような肌色のカラーセットを入れましたが、それとは制作工程も異なる上に主要なコンセプトも全く違っています。
今回のカラーセットは彩度が比較的高めなものが揃っているので、それに合わせて色味が若干強めに見えるように調整しています。
また、逆光色においてはより大胆に暗い影が置ける仕様に変更してみました。順光色と比較した明るさもよりはっきりと差別化することができます。

その他にもBセットには、体内やすべての肌色で汎用的に使える光沢の色が2種類、オーバーレイのレイヤーで塗れる爪の光沢の色が2種類、白目や歯などに使える人体用の白色が順・逆光色合わせて2パターン、などが入っています。そちらの詳細に関しましては上記の2枚目の図を参照してください。
説明は以上ですが、余談として今回もBセットを作るにあたってのレイヤー構成を紹介することにします。
前回のような表を作るのはかなり大変だったので、今回は作成した画像のレイヤー構成をキャプチャーしたものをそのまま載せることにしました。
今回はクリスタとは違った別のソフトで作業を行っていたためレイヤーのUIや仕様など所々に差異がありますが、よければ参考までに。

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2025/05/31 … 素材公開