実在の名刀を、圧倒的な精度で3D化
『重要文化財 骨喰藤四郎』の3D素材がついに登場しました。

■商品内容
『骨喰藤四郎』3Dモデルデータ
※ライティング済みの専用テクスチャ付き。刀の表面から光源を当てたものと、裏面から当てたものの2パターンを切り替えて使用できます。
※刀掛けは付属しておりません。予めご了承ください。
※別売りの素材『骨喰藤四郎+鯰尾藤四郎セット』は、本商品に含まれていない素材も同梱されたお得なセットとなっております。よろしければ、そちらもご検討いただければ幸いです。
■商品説明
本素材は、歴史に名を刻む名刀『骨喰藤四郎』を、可能な限り正確に再現した3Dモデルです。
刀身の寸法、重ねや元幅、棟の構造、刀身彫刻、茎の形状や目釘穴の位置に至るまで、綿密な資料をもとにモデリング。
鍔(つば)や鎺(はばき)を含む拵も、細部にわたり丁寧に仕上げました。
名刀が持つ迫力と存在感が、作品制作に確かな説得力をもたらします。
■サンプル画像
・表

・裏

オブジェクトリストより各種パーツの表示非表示を切り替えてご利用ください。
刀身、柄と刀身、拵、あるいは鎺や鍔単体での表示も可能となっております。
※裏面を表示する際は、マテリアルを裏面用のものに切り替えることを推奨します。
3Dオブジェクト素材を選択している状態で、表示されているボタンからマテリアルの項目をクリックして切り替えることが可能です。
■3Dデッサン人形との併用例

右から鞘に格納して帯刀した状態、鞘から抜いて手にした状態、別売り素材『鯰尾藤四郎』と二刀流で構えた状態になります。
骨喰藤四郎は脇差のため、打刀と併せて大小二本で腰に差すことで、魅力的な構図を作ることが出来ます。
※骨喰藤四郎の寸法がほぼ打刀のため、鯰尾藤四郎と併用した際に相性が良い構図を作りやすいです。別売りの素材『骨喰藤四郎+鯰尾藤四郎セット』には、本素材に含まれていないパーツもあります。そちらもご検討いただければ幸いです。
勿論、その他の打刀と大小の差料とすることもお薦めです。
※3Dデッサン人形は、身長170センチメートルに設定しています。
■漫画向けLT変換サンプル
・通常のラインとトーン抽出を行った例

・ベタの追加などを行った例

※手書きでの加筆は行っていません。3D画像をラスタライズした後、白黒化、トーン化した物を重ね合わせただけで、このクオリティを実現できます。
本素材は、創作活動に活用いただくための優れた特長を備えています。
・CLIP STUDIOでそのまま使用可能な、質感焼き込み済みテクスチャ
・刀身彫刻の倶利伽羅龍、不動明王、鵜首造の構造など、骨喰藤四郎ならではの造形を精密に再現
・ライン抽出に適したポリゴン構造で、イラスト・漫画制作にも最適
・トーン・ベタ化に対応しやすいテクスチャ設計
・テクスチャは表面・裏面からの光源2パターンを収録し、表現の幅を拡張
・実寸で制作されているので、3Dデッサン人形との相性抜群。デフォルトで正しい比率なので、人体とバランスのとれた作画を可能にします
リアルで美しい刀身表現を求めるすべての創作者様へ。
ハイクオリティな日本刀素材が、あなたの作品世界を一段と引き立てます。
ぜひ、創作の一助としてご活用ください。
※自動でLT変換後、最低限の調整をしてありますが、制作者の技量に依らず、誰でも同等のクオリティを再現できます。使用方法については、後ほど紹介する解説動画をご視聴いただければ幸いです。
※サンプル画像ではトーンにモアレが生じていますが、これはWEB用に縮小した為で適切な解像度であれば綺麗に出力されます。
■歴史を纏う名刀
『骨喰藤四郎』は、「天下三作」と称される名工のひとり、粟田口吉光によって打たれた名刀です。
粟田口派の中でもとくに優れた技量を持つ吉光は、短刀の名手として知られ、その作品はいずれも美術的価値の高いものばかり。本作もそのひとつとされています。
もとは薙刀として作られた本刀は、後に刀へと姿を変えた薙刀直し造りの脇差であり、通常の鎬造りとは異なる、流麗で独特な造形が魅力です。
その形状は、武器としての美しさだけでなく、美術品としての造形美も兼ね備え、高い評価を受けています。
何よりも、精緻で迫力のある刀身彫刻は、人々を引きつける魅力を備えています。
本素材は、刀身彫刻も可能な限り綺麗にライン抽出が出来るように作られています。
ノーマルマップなどの平面的な再現ではなく、実際のポリゴンによって生み出される立体感を貴方の手元に。
※梵字についてはテクスチャによる表現を用いていますが、刀身内部にライン抽出用のポリゴンを埋め込んであります。
オブジェクトリストより、梵字用のモデルを操作することで、梵字のラインも抽出することが可能です。
骨喰藤四郎は、古来より名刀中の名刀として有名でした。
足利将軍家など、名だたる名家を渡り歩き、特に豊臣秀吉が高く評価していたと伝わります。名将達だけではなく、伝説には竜王までもが欲したと謳われてる骨喰藤四郎。斬る真似をするだけで相手の骨まで砕くと言われるほどの名物は、創作の場でも作品に深みをもたらす存在感を与えます。
現在も、日本が誇る美術品として大切に保存・継承されており、まさに日本刀文化の奥深さを物語る一振りです。
日本という国が伝えてきた名刀を是非作品制作にお役立てください。
■参考動画
本素材の構造や使い方などについて、下記の動画で詳細に解説しております。
ご購入を検討されている方は、ご視聴の上で参考にしていただければ幸いです。

・参考動画へのリンク
https://youtu.be/txZhmaHQmBg
・Xへのリンク
https://x.com/suoSozai
■その他
骨喰藤四郎は、現在の分類では脇差とされていますが、その刀身の長さは打刀と殆ど変わりなく、状況によっては本差(主兵装)としても活用されていたと思われます。本素材においても打刀的な使用が可能なように拵を調整してあります。脇差としても、打刀としても扱える刀です。
※3Dの描画が重い場合は、以下の設定変更をお試しください。
・ツールプロパティの編集表示設定を『高速』に変更する。
https://www.clip-studio.com/clip_site/support/faq/detail/svc/52/tid/87549
・環境設定から『マルチサンプリングを使用する』を無効にする。
https://www.clip-studio.com/site/gd/csp/manual/userguide/csp_userguide/500_menu/500_menu_file_environment_win_3d.htm
本素材が皆様の創作の一助となれば幸いです。
マテリアル
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初期マテリアル
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裏
配置
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初期レイアウト