もくもくした質感の雲が手軽に描けます。
通常使用の「ベタ版」と、ところどころ透いた感覚のある「質感版」と、始めから横に平らな雲が描ける「平版」の三つがセットになっています。





このブラシで推しているポイントは、基本的にぼかしツール要らずなところです。
今回作例にしているイラストの雲は、全てこのブラシセットだけで形取り、変形加工は自由変形機能のみを施しています。白系色でもくもくと雲を描き、ある程度形が決まったら無色で縁を適度に削れば、手軽に厚塗り風の雲が描けます。
以下は作例になります。
空に少し残っている雲だったり……

(↑「覆い焼き(発光)」レイヤー使用)
スクリーンレイヤ―、加算発光レイヤー、乗算レイヤーなども駆使して、以下の6シーンのようにいろんな表情の雲を描く事ができます。遠近に合わせて、自由変形させても良いです。



レイヤー一枚で綺麗に描けることもありますが、物足りない場合は、新規レイヤーで雲を重ね塗りしたり、それを無色で削ったり、色々試行してみると意外な良い表情が描けるかもしれません。
例えば、左真ん中イラストの濃い雲は乗算レイヤー3枚、右真ん中イラストの夜の雲に関してはスクリーンレイヤー雲と乗算レイヤー雲を重ねて表現しています。各レイヤーの不透明度も色々変更して、見やすい濃さに調整しています。
おまけですが、実はこの夜のイラストの「月」の絵の表面描画にも、このセットのブラシを使っていたり……。(使い方はあなた次第!)

以上、よろしくお願いします。
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