3D素材の「着物の衿」です。
3Dデッサン人形に組み合わせて、下描きのアタリとして使うことができます。
男女とも、下に襦袢を着ない「浴衣」の衿と、襦袢の半衿の覗く「着物」の衿があります。
「女着物」は、現代風のあまり半衿を見せない着付けの「女着物衿a」と、レトロでカジュアルな半衿を大きく見せる着付けの「女着物衿b」があります。
キャンバスにまずデッサン人形を読み込んだ同じレイヤーにこの「衿」素材を読み込んで、位置を調整してください。
クリスタVer.2.2以降のバージョンの場合は、デッサン人形のボディを親、衿を子として親子関係を組むことができます。
親子関係になっていれば、体を動かした場合に衿も一緒に動くので、ポーズを適用させたあとに位置を調整しなくてもすみます。
親子関係を組むには、「サブツール詳細」の「オブジェクトリスト」で、子にしたいオブジェクトをドラッグして親にしたいオブジェクトに重ねます。iPadではちょっとドラッグがやりにくいんですが、Apple Pencilではなく指のロングプレスでやるといいかもしれません。
親子にしたら、子のオブジェクトを選択して「アタッチ先の部位」を設定します。
この「衿」の場合は「胴体」に設定して、その後衿の位置を人形に合わせます。
その後人形にポーズを取らせたりポーズを適用させても、衿の位置はちゃんと首まわりに追随しています。
着物の衿はだいたいこんな感じで位置を合わせます。
スケールはだいたいリアルを基準にしてデッサン人形の体型に合わせていますが、現在クリスタの3Dは、オブジェクトごとに縦横奥行きを個別にサイズ変更ができますので、体型をカスタマイズしたデッサン人形にもある程度合わせることができます。
なお、それぞれの素材の衿の長さは「胴体」にあまり干渉しないように最低限の長さにしているため、このオブジェクトの端が「掛衿の線」になるつもりでは作成していませんので、その点はご注意ください。
「女着物衿ab」はこのオブジェクトの端の位置あたりが掛衿の線でもいいかなと思いますが、その他はちょっと位置が高すぎるかなと思います。
男物
女物