選択範囲を横線で十分割した枠のレイヤーを作成するアクションです。
線画の途切れている場所を特定する際に便利です。

<使用法>
『サブ描画色』が白、『メイン描画色』がオンの状態で(色は不問)、選択範囲を作成してからアクションを実行してください。


選択範囲は不定形でも複数でも動作しますが、枠は範囲全体の大きさから十分割して生成されます。
生成された枠は、バケツツール(『隙間閉じ』を無効にして、『すべてのレイヤー』を参照する設定)で透明色を流し込んで使用します。

線画に隙間があればその枠の中だけ消去されるので範囲が特定しやすくなります。
またレイヤープロパティ『境界効果』によって、線画のゴミが赤線で強調されて見やすくなります。
アクション名『チェックレイヤー作成A』で生成された枠は外周が繋がっており、バケツツールの操作が楽な構造になっています。
繋がっていない枠が必要な場合はアクション名『チェックレイヤー作成B』を実行してください。
<補足>
アクションによって作成されるレイヤーフォルダは最前面に移動するようになっています。
あらかじめ最前面で実行していると確認ダイアログが出ますが、『はい』をクリックすることで正常に動作します。
移動が必要ない場合は、アクション内部の7行目にあるコマンド『最前面へ』のチェックを外してご使用ください。
アクション実行ごとに枠の赤線を表示させたくない場合は、アクション内部の最下段にあるコマンド『境界効果使用の変更』のチェックを入れてご使用ください。
生成された枠線と線画の切れ目が重なってしまう場合もあるので、隙間の修正後に問題が解消しない場合は選択範囲を変えて再度お試しください。
アクションの使用後は描画色が黒にリセットされ、元の描画色は『temp_描画色』レイヤーに保存されます。
アプリケーションの仕様上、枠の大きさは等間隔になりません。また、赤線の一部にカクつきが生じる場合があります。