めんどくさい仕上げ、その他諸々を良い感じにしてくれるオートアクションセットです
(※このセット集は以下の説明を見てから使うことをお勧めします)
このオートアクションのセット内容は以下になります(本体には番号は振ってありませんが、順番は同じです)
①下描き
②下描き(線画レイヤー無し)
③やわらかい影
④やわらかい影(部分のみ)
⑤ガウスぼかし 15
⑥ガウスぼかし 30
⑦全体ぼかし
⑧グロー効果
⑨色収差
⑩色収差(選択レイヤーのみ)
⑪テクスチャ(先に貼り付け)
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①下描き
このオートアクションでは、下描きの上に線画レイヤーが生成されます。
最初に下描きを濃い色で描いて、後から色替えする人向けです。下描きレイヤーは画像の☆になります。下描きレイヤーとして自動で設定され、半透明になります。下描きレイヤーに本番の線を描く間違いがぐっと減ります。
オートアクション実行後、黒が選択色となっているので、そのまま線画レイヤーに描き始めることが可能です。
②下描き(線画レイヤー無し)
「①下描き」の線画レイヤーを生成しないVer.です。
下描きを描き足した際などに使用できます。
③やわらかい影
まず初めに、なるべく濃い色で塗った影を別レイヤーに用意してください。その影内で濃淡があっても構いませんが、細かい濃淡は反映できないのでオートアクション実行後に調整がおすすめです。
サンプル画像は逆光を想定しています。
このオートアクションは影のグラデーションをグラデーションマップに落とし込むオートアクションとなります。オートアクション実行中に、「拡張幅の広さ」と「ガウスぼかしの強さ」、「グラデーションマップ」を選択できるようにデフォルトでなっています。「拡張幅の広さ」を広くするほどグラデーションマップの色を反映したやわらかい影に、「ガウスぼかし」を強く掛けるほど滑らかなグラデーションになります。
グラデーションマップについては、他の方の公開されている空系のグラデーションマップなどをダウンロードするのがいいと思います。
④やわらかい影(部分のみ)
メカニズムは「③やわらかい影」と同様です。グラデーションを掛けたい影を囲った選択範囲を作っておくことで、選択範囲内の影だけにオートアクションが掛けられます。
⑤ガウスぼかし 15/ ⑥ガウスぼかし 30
選択中のレイヤー(1レイヤーのみ)に、ガウスぼかしを15または30の強さで掛けてくれます。
⑦全体ぼかし
表示されているレイヤーを複製・結合し、全体にガウスぼかしを掛けるオートアクションです。ぼかしはオートアクション実行中に変更可能です。
アクション実行後、画像左のようになります。その後、自分の手で目立たせたい箇所(今回は顔、画像右の赤丸内)をやわらかめの消しゴムなどで消してください。画面端の細かい部分をあまり描かずに誤魔化したい人向けです。
⑧グロー効果
グロー効果を出してくれるオートアクションです。明るい部分をより発光させます。画像分かりにくいですが、肌の色がオートアクション実行後は少し明るくなっています。
⑨色収差
このオートアクションは、色収差(RGBずらし)を行ってくれるオートアクションです。途中ずらす位置を調整できますが、調整せずにそのまま実行しても1pxほどの小さいずらしをやってくれます。画像が調整せずに実行したサンプルです。実行後もレイヤーが残っているので、好きに調整可能です。
背景を見えないように設定し、透過背景の上で実行すれば、透過されて色収差が起こります。背景レイヤーが多い場合は、次の「⑩色収差(選択レイヤーのみ)」を使用すると便利です。
少し大きめにずらしてから、色収差レイヤー3枚を統合して、目立たせたい箇所だけをやわらかめの消しゴムで消す方法がおすすめです。
色収差と全体ぼかしを両方使いたい場合は、色収差後に全体ぼかしを掛けるとうまくいくと思います。
⑩色収差(選択レイヤーのみ)
色収差を選択したレイヤーのみにかけてくれるオートアクションです。人物の描かれたレイヤーなどを複数選択した場合(一枚のみの選択でも可)に実行すると、背景を透過したまま色収差が掛けられます。
⑪テクスチャ(先に貼り付け)
オートアクション名にもある通り、先にテクスチャを張っておく必要があります。その後にテクスチャ化するだけのオートアクションなので、仕上げにテクスチャを忘れないようにするためのダミーのようなものです。
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オートアクションセットの内容は以上になります。
以下、TIPSと作例です。TIPSは、オートアクションの作り方が分かる人は見る必要はないです。
【TIPS】
・①下描き/ ②下描き(線画レイヤー無し)の下描きの色をカスタマイズした色にしたい場合
1.カスタマイズした色でない色を選択した状態で、オートアクション詳細から描写色の変更をクリック
2.オートアクションの記録を開始する
3.カスタマイズしたい色を選択する
4.オートアクションの記録を終了する
オートアクション実行後の色を黒ではない色にしたい場合も同様です。
・⑨色収差/ ⑩色収差(選択レイヤーのみ)実行中に調整する画面を出したくない場合
1.画像内のアイコンをクリックしてオフの状態にする
【作例】
過去に作った素材も使っています。良ければあわせてどうぞ(無償です)
→ https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1798623
→ https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1814989
究極オートアクションセット