低い筆圧だとサブカラー、筆圧をかけるとメインカラーで描画されるペンツールです。
メインカラーに黒、サブカラーに水色など薄い色をセットして、低い筆圧でアタリを取り、そのまま筆圧をかけて下描きの線を引くことができます。
かなり筆圧の低い自分用に設定していますので、使ってみて筆圧レベルは調節してみてください。
私はアタリ用のサブカラーは水色を使っています。
描画時、描画色はメインカラーを選択してください。
レイヤー表現色は「カラー」のレイヤーを使います。
低い筆圧で描いてアタリを取り、そのまま筆圧をかけて下描きの線にすることができます。
アタリを取りながら下描きもできるので作業が早く、迷い線の多い人も下描きの線がすっきりします。
自分用の設定のままアップしてしまったので「手ブレ補正」の数値が100と高いのですが、この辺の設定も自分に合うように調節してみてください。
ペン入れ(クリーンナップ)に入る時は、レイヤーをカラー表示にして不透明度を下げると、アタリ線はほとんど見えなくなりますので、すっきりした下描きになります。
また、レイヤーの表現色を「モノクロ」にすれば、下描き線だけを黒で抜き出すことができます。
もともと迷い線が少ない人やらくがき漫画などでしたら、このまま線画として使える場合もあるかもしれません。
「モノクロ」の表現色が「黒」と「白」両方オンになってる場合は、水色で描かれた部分は「白」になって残っています。
「黒」だけをオンにすれば、白い部分はなくなり、黒い線だけ抜き出すことができます。
このレイヤー表現色を変更して黒い線だけ抜き出す手法は、アナログスキャン原稿などの線の抜き出しにも使えるのではないかと思います。
どの色が黒になるか白になるかの閾値は、「色の閾値」「アルファの閾値」のスライダーで変更することができます。