水多めのカラーインクでラフに塗った感じを目指したブラシです。
カラーインクでラフに塗った感じを目指したブラシです。![](//assets.clip-studio.com/ja-jp/description/1400527 /img/5c3773e516-794d-eebe-a13b-ff0b3ed9f0.jpg)
![](http://assets.clip-studio.com/ja-jp/description/1400527 /img/5c3773e516-794d-eebe-a13b-ff0b3ed9f0.jpg)
水多めのカラーインクで塗ったように、ストローク跡があんまり残らないように、でもちょっと濃淡ついたストロークは残るように。また紙質適用は保持できるように、筆圧強い時は紙質の適用が弱くなるように…というあたりを主眼に設定してみました。
ブラシの合成モードを「比較(濃度)」にしてあります。
他の合成モードの設定のように、わかれたストロークの重なった部分がその分濃くなったりはしませんので、同じくらいの筆圧で描いたストロークは、一度のストロークで塗り広げた時と同じようにストローク跡があいまいになります。
![](http://assets.clip-studio.com/ja-jp/description/1400527 /img/8723af6470-5743-a18b-82a7-5469968e4c.jpg)
先に描かれた描画部分より、ストローク時の描画濃度(不透明度)が濃い場合のみ、ストローク時の濃度で描画されます。濃度は筆圧対応です。
このブラシでは、色を混ぜたり伸ばしたり、同一レイヤー上で別の色を重ねたりすることはできません。
![](http://assets.clip-studio.com/ja-jp/description/1400527 /img/05f6aa42e7-5940-20af-ac82-aefaf01a69.jpg)
描画部分を重ねたい場合には別レイヤーに描画し、レイヤーの合成モードを「乗算」などにすると、カラーインクや水彩絵の具で描いたような感じが再現できるかと思います。
場合によって、サブツール設定の「水彩境界」をオンにするといいかもしれません。
作例
![](http://assets.clip-studio.com/ja-jp/description/1400527 /img/2094cfe5ea-f648-9289-46ea-f8d12389c0.jpg)
![](http://assets.clip-studio.com/ja-jp/description/1400527 /img/a7f52fac1d-e24d-6792-3fd8-5d899ac11c.jpg)
ブラシをサブツール登録すると「素材」に登録される用紙テクスチャ素材の「切りスナ2」をキャンバスに読み込んで「画像素材レイヤー」として「質感合成」にも使うとなじみがいいかと思います。大きさは適宜調整してください。